うつなどの精神疾患、発達障害などにより日常生活がうまく送れず「生きづらさ」を感じていた人が、それを克服するまでの経験を出版したりSNSで発表する事例が増えている。
そんな中、定期的に俎上にのるのが俗に言う「理解のある彼くん(または彼女)」問題である。

 そこにありがちな「今は理解あるパートナーに恵まれたおかげで幸せに暮らしています」というオチが、同じ悩みを抱える人々の不評を買っている現象だ。

 去る2月半ばにも、「理解のある彼くん」漫画が投稿され話題になったばかりである。

 多くの人がそうしたストーリーに違和感や不快感をおぼえる要因についてはすでに多く考察されてきたが、
実際に「理解のある彼くん(または彼女)」の存在が救済につながるのか? 専門家の見解を聞いた。

 臨床心理学博士の黒川隆徳氏は精神医療の本場アメリカ・カリフォルニア州認定カウンセラーとして長年勤務した経験を持つ。
他の心理セラピストのスーパービジョンや臨床指導においても高い評価を得ており、カップルカウンセリングの経験も豊富である。

(以下略、全文はソースにて)
https://hbol.jp/pc/240767/