熊本県山鹿市津留の旧鶴城中近くの田んぼに、青い折り鶴約90体と黄色の小旗約120本が並んでいる。同中であった芸術イベント「やまがアート2022」の来場者らによる共同作品だ。展示は20日まで。 戦禍に苦しむウクライナの復興を願おうと、イベント実行委員長の下田眞一郎さん(67)=同市=が発案。折り鶴は90センチ四方のブルーシートを活用し、地元の竹材に付けた小旗には、子どもたちが「せんそうダメ」「世界を平和に」などのメッセージを寄せた。 田んぼは旧鶴城中前と近くの平山温泉を結ぶ県道から目に入る。下田さんは「悲惨な戦争に対して行動で示したかった。多くの人に見てほしい」と話している。(猿渡将樹)
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