「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています」

 国内では9月16日に発売された米アップルのスマートフォンの最新モデル「iPhone(アイフォーン)14」。
各国・地域向けにつくられている公式サイトで日本向けにだけ、この断り書きが表示される。

 2008年の日本での初代モデル発売にあたり、アップルは商品名を「アイフォン」にしようとしたとされる。
そこに、インターホン製造大手アイホン(名古屋市)が自社製品の名称に似ていると主張した。

 アイホンは、1955年に国内で商標登録済みだった。
両社はスマホの日本語名をアイフォーンとし、アイホンがアップルに国内での使用許諾を与えることで合意。
アイホンは詳細を明らかにしていないが、連結損益計算書には1.5億円程度を受取ロイヤリティーとして計上している。
アップルが使用の対価として支払っているとみられる。

 1969年に誕生し、世界的に売れ続ける独アディダスの名作スニーカー「スーパースター」にも日本企業が関係する。
国内では、靴製造のムーンスター(福岡県久留米市)が類似の英語表記「SUPER STAR」の商標権を保有する。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221112-OYT1T50174/