安倍元総理大臣の国葬について検証する与野党の協議会は有識者からヒアリングを行い、実施を決めた段階でしっかり説明するべきだったとの意見が相次ぎました。

 14日の協議会では、大学教授など3人の有識者からヒアリングを行いました。有識者からは国葬を決めたことについて、「岸田総理大臣がもう少ししっかりと説明をした方が良かった」との指摘が相次ぎました。

 一方で、国会の関与については「行政権を立法府が縛るのはおかしい」という意見も出たということです。

 また、国葬の基準について、「総理が亡くなる状況は千差万別で、政治家に対する評価も様々なためルール化は非常に難しい」との見解が示されました。

 協議会は引き続き有識者からヒアリングを行ったうえで今の国会で一定の方向性をまとめる方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0db0ad228bbe9501a2551bc854016d936a422338