男子高校駅伝について、新潟県の中越高校が運営側の誤った誘導で順位に影響が出たと訴えていましたが運営側などは15日、「大会は成立している」として順位に変動はないと回答しました。 優勝すれば12月に行われる全国高校駅伝への出場が決まる県の予選会。中越高校は12秒差で2位になり、全国大会出場を逃しました。 中越高校によると、駅伝の3区で選手が先頭を走っていたところ、先導自転車がまっすぐのコースで曲がったため選手も曲がってしまい、時間をロスしてしまったといいます。 学校側は県の高体連に対し「誤った誘導により、コースを間違え、走る距離が増えた。誘導の影響は大きい」などと抗議文を提出していました。 県の高体連は先導の自転車が曲がったことは認めたうえで、「自転車は走者の安全確保が目的」と主張。「選手自身がコースを把握するよう事前に学校側に求めている。競技規則に基づき終了後30分以内に抗議がなかったため大会は成立している」などと回答しています。 全国高校体育連盟なども15日、県の高体連を通して「大会は成立していて救済措置は行われない」という回答をしたということです。 学校側は今後の対応について現段階では未定としています。
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