福岡都市圏内の公立小学校で今月11日、6年生の男子児童が同じクラスの女子児童を糸切りばさみで切りつけたことがわかりました。女子児童は、12針を縫うけがをしましたが、学校が警察や児童相談所に連絡したのは3日後でした。

女子児童は背中など12針縫うけが
切りつけ事案が起きた市の教育委員会によりますと、今月11日、5時間目の授業が始まる前、6年生の男子児童が家庭科用の糸切りばさみで同じクラスの女子児童を切りつけました。女子児童は、背中や指などを12針縫うけがをしました。

「からかわれたと思い頭にきた」
男子児童は「からかわれたと思い頭にきた」と話しているということです。学校が、警察と児童相談所にこの事案について連絡したのは、発生から3日後のことでした。
市教委は「必要性は認識していて隠す意図はなく、子供たちのケアで余裕がなかった」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62f10197600fd57203d2c7fbd271c21a937f1064