「20歳代前半」の若者で最も多い「電子レンジ」火災。発火の理由は?過去には死者も

20歳代前半の若者で最も多く発生している火災がある。「電子レンジ」火災だ。過去には1人が死亡したり、105平方メートルを全焼させたりした事例もあり、決して侮ることはできない。爆発の衝撃が大きさがわかる東京消防庁の実験映像と、注意すべき点をご紹介する。

20~24歳が最多

東京消防庁の「火災の実態」によると、電子レンジによる火災は年々増加傾向にあり、昨年は65件発生した。

2012~21年の10年間で計394件発生しており、死者1人、負傷者31人が出ている。過去には105平方メートルを全焼する火災もあった。

この電子レンジを原因とする火災の特徴は、若い世代が起こすことが多い点にある。

年齢別にみると、20~24歳が43件と最も多い。25~29歳が34件、30~34が32件と続いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d21a077b49d86a2d0ff5a7d296448450bef0b5