【ワシントン共同】経営破綻した暗号資産(仮想通貨)の大手交換所FTXトレーディングの最高経営責任者(CEO)に就任したジョン・レイ氏は17日、東部デラウェア州の裁判所に提出した書面で「バハマでグループの資金が従業員らの自宅や私物の購入に使われたとみられる」と明らかにした。

 2001年に不正会計が発覚したエネルギー大手エンロンの破綻処理にも関わったレイ氏は「私のキャリアの中で、今回のような企業統治の失敗と、財務情報の欠如は見たことがない」とずさんな運営を行っていたFTXの旧経営陣を批判した。
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