「近鉄バファローズの帽子は、完売して品切れの状態です。再入荷のメドはたっていません。今のところ帽子しか扱っていませんが、お客様からは『他の近鉄グッズはないのか』というお問い合わせを頻繁にいただきます」
オリックスの本拠地、「京セラドーム」の野球グッズコーナー「BsSHOP」担当者が語る。
近鉄バファローズのグッズがバカ売れしている。近鉄とは1949年から2004年にかけ、大阪を本拠地としていたパ・リーグの球団。04年の球団再編により、オリックスと合併し消滅した。
「近鉄で印象的なのは、1976年から1996年まで使用されていた斬新なユニフォームです。赤と紺と白の3色を基調にし、帽子の真ん中と右袖には大きく『猛牛マーク』が印刷されていました。考案したのは、『太陽の塔』などをデザインした芸術家の岡本太郎さんです。
近鉄には野茂英雄やラルフ・ブライアント、中村紀洋など個性的な選手が多く、野性味あふれるチームカラーにピッタリのユニフォームでした。今見ても古さを感じず、若いファンからも『かっこいい』と評判です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b67e13e284cf67190256e1c6f26b23aad7fdb5b