「ケンモメンが読むべき本100冊」のリストを作ろうと思う🤗1984年、地下室の手記、美しい国へ…あとは何がいい？ [562983582]

?2BP(2000) · 2022/11/18(金) 16:48:37.28

太宰治作品の16歳主人公が、なんだか他人事とは思えないことについて【書評】

https://news.yahoo.co.jp/articles/94b2f4e77fae8f90a86bf132c45d7f645f5df4aa

2022/11/18(金) 16:49:51.19

原理講論
人間革命

2022/11/18(金) 16:49:56.03

2chの「10代で読んでいないと恥ずかしい必読書」リストが話題に→教養は大事だよね！ツッコミどころ有りすぎ！など物議を醸すが真相は...？ (2ページ目) - Togetter

ゼロの使い魔以外読んだことなかった

https://i.imgur.com/bgW1wSc.jpeg

2022/11/18(金) 16:50:04.89

日本の世界の真ん中で咲き誇れ

?2BP(1000) · 2022/11/18(金) 16:50:07.60

百田尚樹さんの日本国紀あたりか？

2022/11/18(金) 16:50:27.50

だまされることの責任

?2BP(1000) · 2022/11/18(金) 16:51:21.45

>>2
その辺もマストやな

2022/11/18(金) 16:52:16.14

最近だと鈴木エイトの統一教会本だな

2022/11/18(金) 16:52:30.87

マルクスの資本論は必須

2022/11/18(金) 16:52:48.06

共和党と統一教会の暴露本、ザファミリー

2022/11/18(金) 16:52:50.10

車輪の下

2022/11/18(金) 16:53:09.86

太宰治　斜陽

2022/11/18(金) 16:53:45.28

論破王

2022/11/18(金) 16:53:48.01

監視資本主義

2022/11/18(金) 16:54:37.39

賃金価格及び利潤
三酔人経綸問答
自動車の社会的費用

2022/11/18(金) 16:54:53.76

安部公房

方舟さくら丸
箱男
R62号の発明

とにかく安部公房を推します

2022/11/18(金) 16:55:13.93

現代短歌から岡野大嗣『サイレンと犀』を採用したい

＞グレゴール・ザムザは蟲になれたのに僕には同じ朝ばかり来る

＞道ばたで死を待ちながら本物の風に初めて会う扇風機

＞消しゴムも筆記用具であることを希望と呼んではおかしいですか

＞This video has been deleted.　そのようにメダカの絶えた水槽を見る

＞ここじゃない何処かへ行けばここじゃない何処かがここになるだけだろう

＞もういやだ死にたいそしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい

2022/11/18(金) 16:55:20.92

洗脳原論

2022/11/18(金) 16:55:25.99

この前学術会議奪回させられた加藤陽子のそれでも日本人は戦争を選んだもよろしく

2022/11/18(金) 16:55:28.96

こういうのはジャンルを決めてやるべき
たとえば推理小説限定とか、哲学書限定とか

2022/11/18(金) 16:55:35.29

ドストエフスキーならアグラーヤがかわいいから白痴だな

2022/11/18(金) 16:56:06.91

完全自殺マニュアルも一応いれとく？

2022/11/18(金) 16:56:20.10

人間革命
阿片と満州と岸信介
統一教会と安倍晋三

2022/11/18(金) 16:56:35.67

>>22
懐かしいw

2022/11/18(金) 16:56:36.89

村上春樹の「風の歌を聴け」も
入れてください

2022/11/18(金) 16:56:54.80

ヴォネガットからなにか一冊。絶対に割れるだろうけど、俺は『ローズウォーターさん～』を推す

>>16
一冊選ぶなら『箱男』かなあ

2022/11/18(金) 16:57:56.31

我が闘争
失敗の本質

?2BP(1000) · 2022/11/18(金) 16:57:59.83

>>22
完全自殺マニュアルはまず間違いなく入ってくるな

2022/11/18(金) 16:59:37.01

https://i.imgur.com/UiCTCuH.jpg

2022/11/18(金) 17:00:16.63

性的人間
セヴンティーン
政治少年死す
万延元年のフットボール

2022/11/18(金) 17:00:38.68

ケンモメン、終末の100冊。

稲垣足穂の幻想的な「一千一秒物語」も、入れられたら入れてください。
松田聖子パワーもあるし

2022/11/18(金) 17:00:42.22

全て安倍晋三関連でまとめろ1984年なんかよりよほどディストピアを味わえるから原著は不要

2022/11/18(金) 17:00:48.73

有閑階級の理論

2022/11/18(金) 17:00:52.67

孫子兵法
貞観政要

2022/11/18(金) 17:01:35.14

ルソーの社会契約論
哲人皇帝モメン、マルクスアウレリウスの自省録

ロリータ
毛皮を着たヴィーナス

2022/11/18(金) 17:01:37.40

1984年
隠れていた宇宙
寄生獣

?2BP(1000) · 2022/11/18(金) 17:03:00.67

>>29
無能力

2022/11/18(金) 17:03:15.29

家畜人ヤプー

2022/11/18(金) 17:03:29.32

ノモンハンの夏

2022/11/18(金) 17:03:29.44

マルクス『資本論』
ロールズ『正義論』
ミル『女性の解放』

2022/11/18(金) 17:03:37.34

日本の決意
著者安倍晋三

2022/11/18(金) 17:03:54.95

ケンモメンを定義すると

「氷河期　報われない人生　素人童貞　でも女の子はめちゃくちゃ好き　カッコつけ　ダサい田舎住み　大学はそこそこ良い」

であってる？　
じゃあ村上春樹いったくなんだけど

2022/11/18(金) 17:04:25.27

ギャルナフカの迷宮

2022/11/18(金) 17:05:47.83

筒井康隆　虚航船団　笑うな　笑犬樓よりの眺望

星新一　ボッコちゃん　お望みの未来

はまずマストだよな
行くやつは「大いなる助走」もいく

2022/11/18(金) 17:05:59.30

新潮系の実録ものは？
殺人者はそこにいるとか

2022/11/18(金) 17:06:38.54

パンセ

2022/11/18(金) 17:06:50.21

>>42
むしろ村上に敵意満々だろ特に田舎住みあたりは

2022/11/18(金) 17:07:14.28

山椒魚

2022/11/18(金) 17:07:23.94

腹腹時計

2022/11/18(金) 17:07:26.47

村上龍　限りなく透明に近いブルー

群ようことか景山民夫も懐かしいなあ

2022/11/18(金) 17:08:02.99

テコンダー朴

2022/11/18(金) 17:09:11.01

いじめられっ子にはこれ
https://i.imgur.com/nkHSTW8.jpg
生きる意味がわからないひとにはこれ（生きる意味が書かれているわけではない）
https://i.imgur.com/TPOdSRe.jpg
個人的に好きな本を以下適当に並べる
https://i.imgur.com/1EhP5y8.jpg
https://i.imgur.com/S9ZQVLN.jpg
https://i.imgur.com/s8YScOR.jpg
https://i.imgur.com/Rr1zliE.jpg
https://i.imgur.com/A9WxoSw.jpg
https://i.imgur.com/oPKYVnv.jpg

2022/11/18(金) 17:09:13.29

>>47
村上春樹はもともと　ど田舎の兵庫県芦屋市精道町だぞ
大学は早稲田だけど

でもそのど田舎の神戸で遊んでる感じがめちゃくちゃ好きです

2022/11/18(金) 17:09:27.75

完全失踪マニュアル

2022/11/18(金) 17:09:30.54

レイテ戦記

2022/11/18(金) 17:09:52.73

安倍晋三

2022/11/18(金) 17:10:34.34

>>52
北杜夫！！！

完全に失念してたけど
おれの師匠だわ

さみしい王様とか読むべき
「ぼくのおじさん」はまさしくケンモメン

2022/11/18(金) 17:10:50.15

>>31
タルホなら少年愛の美学もどうよ
A感覚とV感覚ってケンモウっぽい

2022/11/18(金) 17:11:00.55

>>53
知ってるよ
田舎を捨てて上京&海外転々したやつに田舎居残り組がシンパシー持つかっての

2022/11/18(金) 17:11:01.97

>>55
島尾敏雄だっけ？

2022/11/18(金) 17:11:36.52

>>42
ケンモメンらしくはあるが、読むべきかと言われると甚だ疑問

有名な『風の歌を聴け』のやりとり
＞「ねえ、いろいろな嫌な目にあったわ」「わかるよ」「ありがとう」
なんて、ケンモメンならそんな簡単にわかってんじゃねえよ馬鹿野郎！と本を窓から投げ捨てそうじゃん
ハルキは全部読んでるんだが、共感を強いてくるのがほんと嫌いなんだわ。全部読んでるけどさ

2022/11/18(金) 17:11:53.99

阿Q正伝

2022/11/18(金) 17:12:35.41

>>57
離散モメン現る

2022/11/18(金) 17:12:48.42

>>58
タルホは少年愛をとっくに表現してたよね

宇宙と少年愛　陶酔より刺激を！

そういう意味でも極めてケンモメン的だなあ

2022/11/18(金) 17:13:46.03

おもしろくないしこういう冷笑ノリがウヨを生むんだよなあ

2022/11/18(金) 17:13:58.73

>>15
二番目の中江の本はマジで名著。
政治家、外交官、ブンヤ、及びその志望者とかには必読書だと思う。
東洋のルソーと言われたのは伊達じゃないわ。
何よりも面白いからな。
おれが学者でゼミ持ってたらこれの購読をじっくりやりたいくらい。

2022/11/18(金) 17:14:29.65

失踪日記
失踪日記2　アル中病棟
超芸術トマソン
老人力
櫻画報

2022/11/18(金) 17:15:12.61

>>61
読んでる時点で好きなんじゃん笑

あの人の書くものはある意味理想郷
心地がいい

フィクションなんだよな　
フランツ・カフカの系譜だと思う
幻想的

2022/11/18(金) 17:15:38.74

隠し剣シリーズいれろ
NTRマンには刺さる

2022/11/18(金) 17:15:45.62

阿Q正伝

2022/11/18(金) 17:16:00.15

大西巨人　神聖喜劇

2022/11/18(金) 17:16:02.33

資本論は初手で読むと長くて挫折する
マルクスだったら共産党宣言かドイツイデオロギー辺りが取っつきやすい

2022/11/18(金) 17:16:16.77

>>67
我妻善逸と尾辻克彦のファンなのはわかった

パクパク日記もおすすめ
娘はチチヤス

2022/11/18(金) 17:17:20.19

山本周五郎

2022/11/18(金) 17:17:25.24

コウペンちゃん

2022/11/18(金) 17:18:30.80

本っていいよな

人間そのものだよ
人間が自分が言いたいことを
めちゃくちゃ技巧こらして面白く語ってくれる

本を読むのはその人と会話してる
たとえ100年前の人とでも会話できるんですよね

大分麦焼酎　二階堂

2022/11/18(金) 17:19:02.99

>>52
令和の今なら、ジュディスハーマンよりこっちを読んで欲しいかな。虐待サバイバーの俺が現状を理解するのに最も役立った本
https://i.imgur.com/Bi6TaIs.jpg

2022/11/18(金) 17:20:14.38

完全なる僕の趣味なら
山口瞳！なんとか一冊入れてください
なんでもいいから

2022/11/18(金) 17:21:10.16

嫌な気分よ、さようなら
をおすすめされてコンパクト版は買いました
まだ読了してないけど

2022/11/18(金) 17:21:35.72

ムカデ人間

2022/11/18(金) 17:21:43.00

幸福論

2022/11/18(金) 17:21:55.00

動物農場
華氏451

2022/11/18(金) 17:23:11.22

原理講論

2022/11/18(金) 17:23:30.89

ドラえもん

2022/11/18(金) 17:24:16.37

私の中の日本軍 - 山本七平
統計でウソをつく法 - ダレル・ハフ
家畜人ヤプー - 沼正三

2022/11/18(金) 17:25:16.53

ラファルグ『怠ける権利』

2022/11/18(金) 17:25:27.53

それは、死者だけが、ようやく訪れた安らぎに微笑むことができた時代

2022/11/18(金) 17:25:50.62

アマニタ・パンセリナ

2022/11/18(金) 17:26:08.93

旧約聖書

2022/11/18(金) 17:27:10.08

レイモンド・チャンドラー　「長いお別れ」

2022/11/18(金) 17:28:25.50

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
家族・私有財産・国家の起源
資本論
共産党宣言
旧約聖書　コヘレトの言葉
山月記
モモ
男性権力の神話

2022/11/18(金) 17:29:09.65

古事記
ギリシャ神話
ローマ神話
北欧神話
フレドリック・ブラウン
ロアルド・ダール
阿刀田高

あたりも極めてケンモメン的

2022/11/18(金) 17:29:37.41

我が一家全員死刑
消された一家

大牟田と北九州の残酷事件は気分が悪くなること間違いなし

2022/11/18(金) 17:30:02.15

ショックドクトリン

2022/11/18(金) 17:30:08.62

蟹工船

2022/11/18(金) 17:30:08.98

生命の実相
原理講論

2022/11/18(金) 17:30:46.96

>>91
ミヒャエル・エンデは「ネバーエンディング・ストーリー」も好きです

2022/11/18(金) 17:30:55.41

ドラゴンボールだけで46巻くらいあるぞ

2022/11/18(金) 17:32:17.12

>>98
いちおうコミックスは除外ちゃうか
こち亀だけで100超えてしまうし

2022/11/18(金) 17:32:59.18

外山恒一『政治活動入門』

2022/11/18(金) 17:34:10.35

漂流教室は必須

2022/11/18(金) 17:37:22.23

アンナの小さな神様

2022/11/18(金) 17:39:07.70

2022/11/18(金) 17:42:16.40

伊藤計劃
ハーモーニー、虐殺器官

2022/11/18(金) 17:46:01.26

存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて

2022/11/18(金) 17:47:47.12

人間革命だけで50冊近くあるだろ

2022/11/18(金) 17:48:33.04

文鮮明のせいほん（三千万円）

2022/11/18(金) 17:49:48.75

変身

2022/11/18(金) 17:50:17.17

薔薇族

?2BP(1000) · 2022/11/18(金) 17:50:40.62

>>99
漫画や複数巻出てる本はワンタイトルで1冊として扱います😤

2022/11/18(金) 17:53:51.75

荒野のおおかみ　ヘッセ

2022/11/18(金) 17:57:46.01

若きウェルテルの悩み　ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

2022/11/18(金) 17:58:39.31

我が闘争
ヒトラーじゃなくホリエモン著の方な

2022/11/18(金) 17:59:19.99

資本主義と自由

2022/11/18(金) 18:00:43.89

人新世の資本論

2022/11/18(金) 18:00:52.22

エミール、または教育について　ジャン=ジャック・ルソー

2022/11/18(金) 18:02:56.51

しかし、こうした鋭いエピソードがなくても、『ヴェルテルの悩み』が、フランス革命を告げしらせ準備した書物の一つに数えられるであろうことはまちがいないのであります。
　疑いもなくゲーテもそれを知っていましたし、つねにそのことにある種の誇りをいだいていました。

トーマス・マン
ゲーテの『ヴェルテル』（一九三九年）
岩波文庫講演集ゲーテを語るp.241

一切の教育者性を、教育の理念そのものを、ゲーテはルソーからえているのです。『親和力』のなかでオティーリエがいっている言葉、「わたくしたちはきわめて異常な仕方で教育されてきましたが、ほかの人たちを普通の道で教育することを、わたくしは自分の幸福な使命だと思います。わたくしはそれを否定しません*」。この言葉は真にルソー的であると同時にゲーテ的なものです。従って作家とは、自分自身はきわめて異常なやり方で教育された教育者であると定義することができます。そして作家にあっては、教育はつねに自己自身との戦いと手を取り合って進むのであります。

トーマス・マン
作家としてのゲーテの生涯（一九三三年）
岩波文庫講演集ゲーテを語るp.86

訳注
八六7　『親和力』第二部第十五章
岩波文庫講演集ゲーテを語るp.254訳注

2022/11/18(金) 18:04:49.15

そして、偉大な生の友であるゲーテとアルトゥール・ショーペンハウアーとの出会いは、彼の本質の方向にとって象徴的であるように私には思われます。少年の頃モーツァルトをも見た*こともあるゲーテは、老人になってから、ある夜会の席に入ってゆきながら、ちょうど読んだばかりのドクター論文『充足理由律の四根について』の著者である、そこに居合せた若い哲学者の方へ、脇目もふらずに、真直ぐに歩いていって、彼のなみなみならぬ業績に対して祝辞を述べます。そして『意志と表象としての世界』を準備していた人の手をとるのです*。
この『意志と表象としての世界』は、高度に市民的な世紀であった一九世紀の後半のヨーロッパ的ペシミズムの典型的な著作であり、一方ではワーグナーに、他方ではニーチェに、決定的な影響を与えたものでありました。伝えられるこの光景は、精神史上の不思議なめぐりあわせを意味しています。ゲーテ、ショーペンハウアー、ワーグナー、ニーチェ。──これこそ私たちの青春の輝く恒星であり、ドイツであると同時にヨーロッパであり、私たちの出所なのであります。私たちはこの出所を誇りにしています。というのも、あらゆる出所、あらゆる出所の意識は、精神的に貴族的なものであるからです。
「芸術家は出所をもたなければならない。自分がどこに由来するかを知らなければならない」とゲーテはいいました。ゲーテ、ショーペンハウアー、ワーグナー、ニーチェ。これは、私たちがその教え子である偉大な故郷の世界であり、市民的な精神の世界なのです。そしてこの市民的な精神世界は、精神世界としては、同時にまぎれもなく超市民的な精神世界であり、ゲーテの弟子であるニーチェを通じて、市民的な世界のあとにつづく、新しい、まだ名前をもたない未来の世界へつながってゆくものなのです。市民的なものは、一種の精神的超越性をもっており、それによって自分自身を止揚し転化させます。
「最も美しい教養はどこからくるのか。もしも市民からでないならば……*」というゲーテの箴言は、今日ではたいへん古風な感じをあたえる「教養」という言葉にふくまれていると思えるものよりも、さらに大きな意味を確証しているのであります。前にも私は質問したことがありますが、いままた、ふたたび質問いたします。革命的な精神の偉大な解放の行為は、「もしも市民からきたのでなければ」いったいどこからきたのでしょうか、と。
最高度の非市民化を、実験的な思想のきわめて危険な冒険を行なおうという意志と使命感、これこそ、精神自体が市民的な人間に交付したパスポートなのです。さらには、その人によって一九世紀のロマン主義が自己自身を克服し、思想の十字架にかけられたその人の犠牲の死によって、いうべからざるほど新しいものの道を切り開いたところの、新教の牧師の家系の息子であり子孫であるあのフリードリヒ・ニーチェ──彼の根は、市民的人間性という土壌以外のいったいどこにあったのでしょうか。そして、精神の力による市民的なもののこのような自己克服を、私たちはゲーテの晩年の小説『遍歴時代』のうちに見出すのです。

トーマス・マン
市民時代の代表者としてのゲーテ（一九三二年）
岩波文庫講演集ゲーテを語るp.61～64

訳注
六二2　ゲーテ十四歳、モーツァルト七歳。
ﾉﾉ6　ビーダーマン『ゲーテ対話録』一五一六番、一八一三年十一月(六日)、A・ショーペンハウアー。
六三6　『温和なクセーニエン』Ⅸ、九二七─八行。
岩波文庫講演集ゲーテを語るp.252訳注

2022/11/18(金) 18:06:27.04

J.S.ミル『自由論』

2022/11/18(金) 18:06:31.79

サリーは我が恋人

2022/11/18(金) 18:07:42.89

ちょっと前までピケティの２１世紀の資本論とエッセンスだけ抽出した解説本読んで良いとこだけ抜き出して
ニートの言い訳に使えてたけど流石に今大資本が富を独占してるから働かねえは通じなくなってきたな

2022/11/18(金) 18:08:53.25

>>116
「教室に入ったエミールが誰に教えられるでもなく考えたこと、それはこの教室でトップになる、ということだった」　この記述がなんか印象に残ってるな
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:09:05.22

つげ義春も頼むっ
きわめてケンモメンだろう
ゲンセンカン主人とか

2022/11/18(金) 18:10:05.22

つげ忠男も頼む

2022/11/18(金) 18:10:56.79

『トカトントン』
これは実存に近づき過ぎて大宰が中途で筆を折ったと解釈してる
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:12:07.30

ハンナ・アレント「エルサレムのアイヒマン」
ポビー・ヘンダーソン「空飛ぶスパゲッティモンスターの福音書」
ハースニール「瓶詰妹達」

2022/11/18(金) 18:12:14.62

>>122
なにそのきわめて反エミール的記述は　エミールは反学校教育の教育論なんだが

2022/11/18(金) 18:13:18.29

つげ義春が描く昭和の風景に安息を覚える
絵だけで丼三杯いける作家は他に鳥山明と藤子・F・不二雄か
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:14:49.12

>>67
2人とも好きだったのに晩年ネトウヨ化して残念だった
人は死を目の前にすると保守化、カルト化してしまうのか

2022/11/18(金) 18:15:51.37

>>1
https://i.imgur.com/MUqP6jm.jpg

2022/11/18(金) 18:17:03.54

　話題は一転して、『ヴェルテル』に移った。「あれもやはり」とゲーテはいった、「私がペリカン(6)のように、私自身の心臓の血であれを育てた。あの中には、私自身の胸の内からほとばしり出たものがたくさんつまっているし、感情や思想がいっぱい入っている。だからたぶん、それだけでもあんな小さな小説の十冊分ほどの長篇小説にすることもできるだろうな。それはともかく、すでにたびたびいったように、あの本は出版以来たった一回しか読み返していないよ。そしてもう二度と読んだりしないよう用心している。あれは、まったく業火そのものだ！　近づくのが気味悪いね。私は、あれを産み出した病的な状態を追体験するのが恐ろしいのさ。」
　私は、ナポレオンと彼との会話のことをもち出した。私は、それを彼の未発表原稿の中にあった下書きから知り、もっとくわしく書き上げるよう、何度も彼に頼んでいたものである。「ナポレオン(7)は」と私はいった、「あなたに、『ヴェルテル』の中のある一節を示し、それが鋭い吟味にあうと耐えきれないだろう、といっており、あなたもまたそれには同意しておられます。私は、彼がどの箇所を指して言ったのか、ぜひとも知りたいものです。」──「当ててみたまえ！」とゲーテは意味ありげに微笑みながら言った。
──「さあ」と私はいった、「おおよその見当では、ロッテが、アルベルトには一言も断らず、自分の予感や恐れていることを打ち明けずに、ヴェルテルにピストルを送るところだと思いますが、たしかにあなたは、大変な努力をはらわれて、この沈黙を動機づけようとされました。しかしそれでも、友人の生命を左右するこの差し迫った場合の扱い方としては、何としても脆(もろ)いと思われます。」──「君の意見は」とゲーテはこたえた、「もちろん悪くはないよ。だが、ナポレオンがその箇所のことをいったのか、それともほかの箇所のことをいったかは、打ち明けないほうがよいと思う。しかし、今もいったとおり、君の観察も彼の観察と同様に正しいよ。」
　私は、『ヴェルテル』が出版されたときに与えた大きな影響というものが、はたして時代のせいであったかどうかということを問題にした。「私は」と私はいった、「ふつう世間でいわれているそういう見方に賛成できません。『ヴェルテル』が一時代を劃(かく)したのは、それが世に現われたからであって、ある時代に現われたからではありません。およそどういう時代にも、多くの言うにいわれぬ苦悩や隠れた不満や生の倦怠(けんたい)があります。またひとりひとりの人間には、社会との摩擦や自分の素質と社会制度との葛藤がいろいろとあります。ですから、『ヴェルテル』は、たとえ今日はじめて世に出たとしても、やはり一時期を劃すものになることでしょう。」
　「君のいうとおりだろう」とゲーテはこたえた、「だからこそ、この本は、今でも当時と同じように、ある若い年齢層に影響を与えているのだよ。また、私も自分自身の青年時代の憂鬱を、時代の一般的な影響や二、三のイギリスの作家の作品から推測する必要はほとんどなかったと思うね。むしろ、個人的な身辺の事情が、私を急き立て、私を悩ませ、私を『ヴェルテル』が生れたあの心理状態へひっぱりこんだのだ。私は生きた、愛した、ひどく悩んだ！──それがあの小説だ。」
　「よく取沙汰されたヴェルテル時代というのも、よくよく考えてみると、明らかに世界文化の発展とは無関係で、個々の人間の人生行路と親密な関係があるのだよ。個人は誰でも生れながらの自由な自然の心を持って、古くさい世界の窮屈な形式に順応することを学ばなければならないのだ。幸福が妨げられ、活動がはばまれ、願望が満たされないのは、ある特定の時代の欠陥ではなく、すべて個々の人間の不幸なのだよ。誰でも生涯に一度は『ヴェルテル』がまるで自分ひとりのために書かれたように思われる時期を持てないとしたらみじめなことだろう。」

ヨハン・ペーター・エッカーマン
ゲーテとの対話　一八二四年一月二日　金曜日
岩波文庫ゲーテとの対話(下)p.49～52

註（1824年）
(6)　ペリカンはその雛を自分の心臓の血で養うという迷信があった。
(7)　ミュラーの回想によれば、ナポレオンは、不幸な恋愛という動機のほかに、社会人としての名誉を傷つけられたという動機まで加えた点を非難した。しかしこの非難はヴェルテルの第一稿にのみあてはまるものである。この会見についてのゲーテの未定稿は、ミュラーのすすめで、後にゲーテの死の直前、補正されて『ナポレオン会見記』となった。
岩波文庫ゲーテとの対話(下)p.405註

2022/11/18(金) 18:17:13.87

平井和正の幻魔大戦
カルトの成立過程をロールプレイできる

2022/11/18(金) 18:20:28.52

城の中のイギリス人

2022/11/18(金) 18:23:05.07

>>127
書いてあるから見てみ
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:23:21.70

ルソーにもゲーテにも言えることだが、彼らの著作は革命前の大啓蒙時代、ギリシアやローマの古典文化の復活期という時代だから持て囃された、というよりは、あらゆる時代に通用する真理が書かれていることに価値がある　たとえ資本主義が滅び学校教育が悉く無に帰そうとも彼らの著作にはなお価値があるだろう

2022/11/18(金) 18:24:10.88

ヴォネガット読めよお前ら

2022/11/18(金) 18:24:19.94

>>134
書いてないよ　何編の岩波文庫で何ページに書いてあるの？

2022/11/18(金) 18:26:26.29

エミールは反学校教育の教育論なのでエミールは学校教育を受けないで育つんだ　だから革命前の穢らわしいフランスの学校になんかエミールは通わない　学校教育の堕落した教室の空気にエミールは触れられない

2022/11/18(金) 18:27:00.50

坂口安吾は必須

2022/11/18(金) 18:28:59.87

まあワシも体系化した読み方せんから個人的に大きなショックを受けた割には
あんま世間に知られていない気がする学者の一人がＪボードリヤールなんだが
やっぱりその中でも戦慄に近い読み味を覚えたのが『象徴交換と死』だな
これはタイトルからしてストレートでこのストレートさが理解出来ないならば
あなたは人間存在の基礎を理解出来ていないことになるだろう
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:30:47.32

60億貯めずして何が人間か
駅の名前を全部言えるガキにだけはなりたくない
モモ

2022/11/18(金) 18:30:56.66

アルジャーノンに花束を

2022/11/18(金) 18:32:22.59

　「しかし」とヴィルヘルムは言った。「天才は自力で自分を救うのではないでしょうか。自ら招いた傷を自力で癒(いや)すのではないでしょうか」
　「けっしてそんなことはありません。少なくとも不十分にしか癒せません。若い頃の最初の印象を消し去ることができると考えてはなりません。恵まれた自由のなかで、美しい高貴なものにとり囲まれ、立派なひとびとと交(まじ)わりながら成長した人、ほかのことを容易に理解するために、まず知らなければならないことを先生たちから教えられた人、忘れる必要のないことだけを学んだ人、善きことを将来容易に気楽に行えるように、またなにかの悪習からまぬかれる努力をする必要のないように、いかに行動すべきかを幼いうちに教えられた人、こういう人は、若い時の最初の力を、抵抗と迷誤のうちについやした人よりも、純粋で、完全で、幸福な人生を過ごすでしょう。教育については多くのことが語られ、また書かれています。しかし、他のすべてを包括するこの単純で偉大な思想を理解し、実行に移せる人はごく少数です」

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代第二巻第九章、牧師──彼の外見と彼の演じた役柄から牧師と呼ぶことにする──、未知の人
岩波文庫ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(上)p.185～186

　「なに、たまたまのことです。お気に召さなければ、ほかの例でもいいのです。運命が誰かを偉大な画家にしようときめたとしましょう。そして偶然がその若者を、汚ならしい小屋、“うまや”、あるいは納屋に住まわせる気になったとしましょう。そういう青年が、いつか将来、魂の純潔、高貴、自由を得ようとつとめると思いますか。若い時に汚いものを手にし、それを自分なりに醇化(じゅんか)しようとする気持が強ければ強いほど、その人はその後の人生において、いっそう手ひどくその汚いものに復讐されるのです。なぜなら、汚いものは、それをとり除こうとしているあいだに、手に負えないほどしつこくその人に染みこんでしまうからなのです。若い時を、悪い、下(くだ)らない仲間と過ごした人は、のちにもっとましな仲間とつき合えるようになっても、つねにもとの仲間をなつかしむものです。その連中の印象は彼にとって、同時に、若い時の、二度と繰り返すことのできない喜びの思い出とともに残っているからです」

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代第二巻第九章、牧師──彼の外見と彼の演じた役柄から牧師と呼ぶことにする──、未知の人
岩波文庫ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(上)p.187～188

2022/11/18(金) 18:32:54.30

>>136
太田みたいな凶悪カルトに親切な人間になっちゃうし…

2022/11/18(金) 18:33:47.39

大藪春彦の復讐シリーズ
ヤクザと総理大臣を殺してくれてスッキリする

2022/11/18(金) 18:33:55.74

良スレだな
色々読むべき本を書いていってくれ

2022/11/18(金) 18:34:31.69

>>138
そういう杓子定規は物事を学ぶ上で最も避けるべき姿勢だと思うぞ
以前ダンマパダという初期の仏典の中の記述を巡って
ここでワシとヤリ合ったヤツがいたけど
仏典に詳しいと自負する彼の言うことが結局は間違っていたことがあった
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:35:15.36

安倍晋三　美しい国へ

2022/11/18(金) 18:35:56.91

>>16
電子書籍出してから言え

2022/11/18(金) 18:37:40.56

>>147
今Kindle版のエミールでキミの書いた記述を検索したけどなかったよ

2022/11/18(金) 18:39:20.52

レッドオクトーバーを追え

2022/11/18(金) 18:40:50.14

　ゲーテとヴァイマルの文化世界、これに最も熱烈に参入しようとした後世の代表者は、ほかならぬニーチェであろう。ルッター訳聖書と『意志と表象としての世界』（ショーペンハウアー）と『ゲーテとの対話』（エッカーマン）の三つの書物から最も強烈な影響を受けたニーチェが、この「対話の書」を「あるかぎりのドイツの書物の中の最良の書」とよんでいることは周知のところであり、彼がこの書から引用しているところは無数である。例えば一八三〇年三月の「文化と野蛮」についての対話はニーチェの一生にわたって決定的な影響を及ぼしているであろう。ニーチェのいう「よきヨーロッパ人」とは、結局ヴァイマルの文化理想にほかならなかったし、ニーチェもまた最後にはヴァイマルへと帰郷するのである。ハイネの世罵俗とは対照的に、ニーチェは象徴的なゲーテを渇仰している。エッカーマンは、その中間に立って、私たちのために、忠実にゲーテの引き立て役をつとめてくれている。

山下肇
岩波文庫ゲーテとの対話(下)p.473解説

2022/11/18(金) 18:42:35.76

>>144
ヴォネガットに影響されて何であんなになるのか意味がわからんよ

2022/11/18(金) 18:42:59.64

あなたの魂に安らぎあれ

2022/11/18(金) 18:44:19.06

出来ない理由を考えるのではなく

2022/11/18(金) 18:46:31.82

ゲーテはもっとも偉大なドイツの詩人であるだけではなく、もっとも偉大なドイツ人であった。

カール・マルクス
ゲーテwikiquote
https://ja.m.wikiquote.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%86

　ロールズという哲学者は『社会契約論』について、政治哲学領域における「フランス語で書かれた最高の著作」だと述べています。少しばかり大げさな表現だと思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、この作品の重要性を言い表すには、これでもまだ十分ではないのです。戦後の日本ではある時期、ルソーは「近代の父」として党派的称揚の対象になったことがありました。「近代の父」というあいまいな表現はさすがに用いられなくなりましたが、それでもこの表現はある本質を言い当てています。
　『社会契約論』と共に「近代」といわれる新たな時代が到来したのです。
　一言でいえば、それは、自分たちが、自分たちのために、自分たち自身で「法」を与え、それに共同の権威を付与するという政治システムが自明となった時代のことです。人民主権といわれる、わたしたちに馴染み深い政治状況は、ルソーが理論化してみせたものに他なりません。
　ところで、わたしたちが日々経験しているように、自明であるはずの人民主権という状況は、なかなか、あるべき姿を取って現れてきません。人民主権というのは、厳密な意味で、実現してみせるのが極めて困難なものなのです。どうやらルソーはその困難を十分に意識していたようです。ですから、その意味でもルソーは「近代」、あるいはその先のことまで考えていたといえるのかもしれません。実際、政治の「現在」や「未来」について考察するさい、ルソーは今でも絶えず参照されているのです。
　それだけ重要な理論が展開された書物はさぞかし長大なものだと思うかもしれません。ところが『社会契約論』は実にコンパクトな作品で、ルソーが好んだ脱線や展開はほとんどありません。
　それゆえ、ほとんど「謎解き」のように、この小さな書物をめぐって無数の書物が書かれてきました。ルソー以降の政治哲学の歴史は、ルソーが『社会契約論』で提示した困難な問い（アポリア）に対する応答の歴史だといわれることがあるほどです。（桑瀬　章二郎・本学教授）

立教大学ルソー主要作品デジタルライブラリ

2022/11/18(金) 18:49:33.93

賛否両論あるだろうが、わたしはマルクスに倣ってドイツでもっとも偉大な人物をゲーテ、ロールズに倣ってフランス(語圏)でもっとも偉大な人物をルソーとよんでいる

2022/11/18(金) 18:50:45.95

でちょうど良い機会だから先程の『象徴交換と死』について書く
象徴とは何か？ってと言ってしまえば杓子定規、不特定多数に共有された
意味するものとされるもの、である、と
然しながらその象徴交換において死すところのモノがあるんだと
ではその死すところのモノとは何か？それは
「自ら感じ考えるところの主体の死」である

象徴操作に長けていればまるで死んでいないかのようにすら見える死体
ところが一旦その象徴交換の外側に連れ出されると途端に生気を失ってしまう
あなたはこうなってはいけない( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:51:32.87

自由と繁栄の弧　麻生太郎
政治家の覚悟　菅義偉

2022/11/18(金) 18:52:08.88

まだ出てないので
現代政治の思想と行動
科学革命の構造
ヨーロッパの帝国主義

2022/11/18(金) 18:52:32.45

貧乏物語

2022/11/18(金) 18:52:49.04

3000万円のやつ

2022/11/18(金) 18:53:55.87

象徴交換＝コピペをひたすら繰り返す、とかね
( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:53:56.68

２１世紀の資本は読んどけ
予想道理に不合理も面白いぞ

2022/11/18(金) 18:54:11.79

終わりなき日常を生きろ
悪童日記
読書について

2022/11/18(金) 18:54:14.77

日本人は英語を勉強する人は多くてもドイツ語とフランス語を勉強する人は少ない　シェイクスピアを知っていてもゲーテやルソーを読んだことのあるひとは比較的すくない　しかしゲーテやルソーを読めばとりあえずドイツ語圏とフランス語圏の基本のキは押さえられる　逆に言えばゲーテとルソーを読まずにドイツ語圏やフランス語圏の基本を押さえることはいつまでもできない　フランス革命や7月革命における世界革命の思想がここにある

2022/11/18(金) 18:54:55.66

まあワシに言わせたらボードリヤールは現代の預言書だから
もっともむり

2022/11/18(金) 18:55:23.96

に読めとは言わんけどさ( ´・∀・｀)

2022/11/18(金) 18:56:22.37

危機の二十年
「完全無欠のリアリスト」を信じないカーの楽観主義を読むと元気が出る

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
比喩表現が面白い

2022/11/18(金) 18:57:26.64

>>163
>「教室に入ったエミールが誰に教えられるでもなく考えたこと、それはこの教室でトップになる、ということだった」　この記述がなんか印象に残ってるな

ルソーはエミールこんなことは書いていない、というようなことを一々例示するために、かつて偉大な哲学者たちは一々必要な引用をした　ウソを言ってもすぐバレるようにね

2022/11/18(金) 18:57:40.46

アサー・クラーク　幼年期の終わり
戦後日本と読み替えて見ろ。
日本の行く末が読める

2022/11/18(金) 18:59:02.18

プラトン全集一択だろアホか？

2022/11/18(金) 19:01:15.51

オレは学者じゃないしルソーやゲーテ、プルードンに倣って学者先生は嫌いなのだが、学者先生が論文や書籍で古典文学を語るときになんの引用もしなかったら怪しいしあり得ないだろう

2022/11/18(金) 19:02:27.29

ハンナアーレント

2022/11/18(金) 19:03:15.13

資本論
人間失格
罪と罰
これぐらいでケンモメンやっていける

2022/11/18(金) 19:03:56.29

セメント樽の中の手紙

2022/11/18(金) 19:04:06.67

じっさいおれが引用して一々引用元のページ数まで明記しているのは、引用元を明記して著作権法違反にならないようにするためのほかには、興味を持ったひとがすぐその情報にアクセスできるようにするため、そしておれがウソを言ったときにすぐバレるようにするためだよ

2022/11/18(金) 19:08:20.52

ぼくは王さま

2022/11/18(金) 19:08:40.38

キリストが言っていないこと、聖書に書いていないことを「キリストがこう言った！」とか「聖書にこう書いてある！」とか言われたら困るだろう　なので文系の世界ではむしろ引用をちゃんとすることのほうが大事なのだ　実際おれが学者先生の出した本や書いた論文を読むときには彼らの論理や意見よりも引用や引用元のほうをよくみて重視している　彼ら学者先生がちゃんと引用元の本を読んで勉強して意見を言ってるのかすぐわかるからね　ちゃんと勉強していればハンナ・アーレントのようにルソーの一般意志が全体主義の起源だとは言えない　それは社会契約論を読んでいないことを証明する

2022/11/18(金) 19:11:25.45

麻雀放浪記

2022/11/18(金) 19:11:46.77

老子

2022/11/18(金) 19:15:25.92

プラトンの『国家』も入れといてくれ
厄介事のない一私人の生涯が、
独裁僭主のそれより優っていると
高らかに歌い上げた名著

2022/11/18(金) 19:15:33.00

ケンモメンの100冊 vs 長門有希の100冊
http://deai.mokuren.ne.jp/up/src/up7394.jpg

2022/11/18(金) 19:16:38.52

ヘッセ『車輪の下』
トマス・マン『トニオ・クレーゲル』
天才肌だけど繊細で孤独な嫌儲民にピッタリ

2022/11/18(金) 19:16:50.79

プログラミングに手を出す前に方法序説を読んでおきたい

2022/11/18(金) 19:20:15.58

>>163
あーそれは死んでいる事の判り易い例だな

2022/11/18(金) 19:21:37.30

金持ち父さん貧乏父さん
思考は現実化する
ユダヤ人大富豪の教え

2022/11/18(金) 19:21:44.74

>>183
これ谷川の百冊だよね😅

2022/11/18(金) 19:32:23.93

ジジ臭えなあ

2022/11/18(金) 19:34:53.89

ハンナ・アーレントがルソーの一般意志が全体主義の起源と言ったのはおかしいのではないかという指摘は度々されてきたが、その参考文献の一つとして風行社の

ルソーと近代―ルソーの回帰・ルソーへの回帰ジャン=ジャック・ルソー生誕300周年記念国際シンポジウム

のp.229～234に収録されている、第3部政治哲学第3章ルソー、革命と共和国──マブリ師と比較して──　川合清隆の　6．ルソーの一般意志と全体主義問題　を参照されたい

その結にこう書かれている

最後に、タルモンやアーレントの解釈は、ルソーのテキストから導き出したのではなく、歴史で起こった出来事をルソーの思想に読み込むという誤った類推で成立していると言わざるをえない。

川合清隆
ルソーと近代―ルソーの回帰・ルソーへの回帰ジャン=ジャック・ルソー生誕300周年記念国際シンポジウム　第3部政治哲学　第3章ルソー、革命と共和国──マブリ師と比較して──　6．ルソーの一般意志と全体主義問題
風行社ルソーと近代―ルソーの回帰・ルソーへの回帰ジャン=ジャック・ルソー生誕300周年記念国際シンポジウムp.234

ちゃんとルソーについて専門的に学んだ学者は大体このような結論になるようだ　その意味ではハンナ・アーレントの意見は非常に害悪で、民主主義を遅らせた

2022/11/18(金) 19:41:00.95

実際おれも社会契約論を読むまえは、アーレントやその他受け売りの学者にならってルソーの一般意志、そして社会契約論は全体主義の起源なのだと思っていて、民主主義=全体主義の起源くらいに思っていたのだが、じっさいルソーの社会契約論を読んでみて非常に驚いた　ちゃんと勉強すればルソーがむしろ全体主義の真逆のことを言っていることに気づくはずである　特に2編3章　一般意志と全体意志は違うとまで書かれている　全体主義と全体意志の近さから考えると非常にアーレントが間違っていたことの示唆的な内容である

2022/11/18(金) 19:42:36.00

イコライザースレかと思ったら違ってた

2022/11/18(金) 19:42:56.69

村上春樹なら羊を巡る冒険やろ
安倍とは羊のいれものになった鼠なんだよ

2022/11/18(金) 19:45:09.41

アフィルと鴨のコインロッカー

2022/11/18(金) 19:45:36.98

10代で読んでいないと恥ずかしい必読書

プラトン『国家』　アリストテレス『ニコマコス倫理学』　アクィナス『神学大全』　ベーコン『ノヴム・オルガヌム』　
デカルト『省察』　パスカル『パンセ』　スピノザ『エチカ』　ロック『人間悟性論』　バークリー『人知原理論』　
カント『純粋理性批判』　ヘーゲル『精神現象学』　ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』　
ライプニッツ『単子論』　キェルケゴール『死に至る病』　ディルタイ『精神科学序説』　ニーチェ『道徳の系譜』
ベルグソン『時間と自由』　ジェイムズ『宗教的経験の諸相』　フロイト『快感原則の彼岸』
ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』　ユング『タイプ論』　ブーバー『我と汝・対話』　ハイデガー『存在と時間』
ホワイトヘッド『過程と実在』　ミンコフスキー『生きられる時間』　ヴィゴツキー『思考と言語』
ポパー『科学的発見の論理』　ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』　フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』
サルトル『存在と無』　ラッセル『西洋哲学史』　メルロ=ポンティ『知覚の現象学』　ヴェイユ『重力と恩寵』　
ライル『心の概念』　エリクソン『幼児期と社会』　ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトクライス』　エイヤー『知識の哲学』　
クリシュナムルティ『生と覚醒のコメンタリー』　バタイユ『エロティシズム』　バシュラール『空間の詩学』　
ゴッフマン『行為と演技』　オースティン『言語と行為』　クワイン『ことばと対象』　レヴィナス『全体性と無限』　
クーン『科学革命の構造』　セラーズ『経験論と心の哲学』　ラカン『精神分析の四基本概念』　
チョムスキー『文法理論の諸相』　ガダマー『真理と方法』　フーコー『言葉と物』　ケストラー『機械の中の幽霊』
M･ポランニー『暗黙知の次元』　ソシュール『一般言語学講義』　サイモン『システムの科学』
サール『言語行為』　エレンベルガー『無意識の発見』　バンデューラ『人間行動の形成と自己制御』
ベイトソン『精神の生態学』　ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』　ペンフィールド『脳と心の正体』

2022/11/18(金) 19:45:46.72

ラカトシュ『方法の擁護』　ギブソン『生態学的視覚論』　ローティ『哲学と自然の鏡』　ファン・フラーセン『科学的世界像』
クリプキ『名指しと必然性』　パトナム『理性・真理・歴史』　フォーダー『精神のモジュール形式』
スローターダイク『シニカル理性批判』　デイヴィドソン『真理と解釈』　ミンスキー『心の社会』
ドーキンス『利己的な遺伝子』　グールド『個体発生と系統発生』
バレーラ、マトゥラーナ『知恵の樹』　カウフマン『自己組織化と進化の論理』　レイコフ『認知意味論』　グライス『論理と会話』
ジジェク『イデオロギーの崇高な対象』　デネット『解明される意識』　ダマシオ『生存する脳』
アガンベン『ホモ・サケル』　ハッキング『記憶を書きかえる』　ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』　
ルソー『人間不平等起源論』　アダム・スミス『国富論』　ベンタム『道徳と立法の原理序説』　
バーク『フランス革命の省察』　マルサス『人口論』　ミル『自由論』　マルクス『資本論』　
ヴェブレン『有閑階級の理論』　フレイザー『金枝篇』　タルド『模倣の法則』　デュルケム『自殺論』　
ムーア『倫理学原理』　ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』　
ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』　シュンペーター『経済発展の理論』　デューイ『民主主義と教育』
ナイト『危険・不確実性および利潤』　リップマン『世論』　シュミット『政治神学』　モース『贈与論』
オルテガ『大衆の反逆』　マンハイム『イデオロギーとユートピア』　ケルゼン『純粋法学』
ミード『精神・自我・社会』　ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』　ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』
ドラッカー『「経済人」の終わり』　フロム『自由からの逃走』　ハイエク『隷属への道』　ポランニー『大転換』

2022/11/18(金) 19:45:57.75

アドルノ＆ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』　ブローデル『地中海』　リースマン『孤独な群衆』　
ミルズ『パワーエリート』　カイヨワ『遊びと人間』　アロー『社会的選択と個人的評価』　
パーソンズ『社会体系論』　ヘア『道徳の言語』　アーレント『全体主義の起源』　ダウンズ『民主主義の経済理論』　
マートン『社会理論と社会構造』　シオラン『歴史とユートピア』　ハート『法の概念』　ファノン『地に呪われたる者』　
マルクーゼ『一次元的人間』　ハーバーマス『公共性の構造転換』　フリードマン『資本主義と自由』　
レヴィ＝ストロース『神話論理』　ベッカー『人的資本』　マクルーハン『メディア論』　アルチュセール『資本論を読む』
オルソン『集合行為論』　ダグラス『汚穢と禁忌』　バーリン『自由論』　ボードリヤール『消費社会の神話と構造』
ロールズ『正義論』　ダール『ポリアーキー』　ベル『脱工業社会の到来』
ウォーラーステイン『近代世界システム』　ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』　エリアーデ『世界宗教史』
ドゥウォーキン『権利論』　サイード『オリエンタリズム』　ヨナス『責任という原理』　ブルデュー『ディスタンクシオン』　
シンガー『実践の倫理』　イリイチ『シャドウ・ワーク』　オング『声の文化と文字の文化』　
ナンシー『無為の共同体』　ブランショ『明かしえぬ共同体』　ベンヤミン『パサージュ論』　アンダーソン『想像の共同体』　
ウォルツァー『正義の領分』　ルーマン『社会システム理論』　マッキンタイア『美徳なき時代』　ベック『危険社会』
キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター』　ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』　
ノース『制度・制度変化・経済成果』　ギデンズ『近代とはいかなる時代か』　コールマン『社会理論の基礎』
ホネット『承認をめぐる闘争』　R・パットナム『哲学する民主主義』
ランシエール『不和あるいは了解なき了解』　ネグリ『構成的権力』　セン『正義のアイデア』

2022/11/18(金) 19:47:08.54

アーレントは専門的な学者じゃなくてただのエッセイストだからね　下手に影響力のある馬鹿の言うことを真に受けてたらダメだなやっぱ　その意味ではちゃんと原典を読んでる無名の学者や一般人のほうがルソーや社会契約論についてちゃんと理解してると思うよ　たとえば俺とかね　命を賭けてもいいが、ハンナ・アーレントは一般意志が全体主義の起源だと言ったときに、社会契約論を全文読んでいなかったと誓って言うことができる　それくらいアーレントの発言は単なる無知から来ている

2022/11/18(金) 19:50:29.26

ルソーとかゲーテとか、西洋の天才は本当に天才なんだけど、そんな天才はフランス史上とかドイツ史上に1人とか2人なわけで、やはり一般人や単なる学者先生は大したことない　ていうか、ちゃんと読んでない

2022/11/18(金) 19:54:11.18

まあフランス人がルソーを、ドイツ人がゲーテをということならかなりの人が読んでるのかもしれないが、あれだけ近い国でもフランスの偉人ルソーをドイツ出身の学者先生がちゃんと読んでないわけだから、どれだけ自分の国や自分の国の言語にひとが縛られてるかということなのかなあ　真に誠実な学者なら、全体主義はポパーと同じように、ヘーゲルマルクスが完成したと言うべきだろうに