2014年に新潟県新発田市の女性(当時20)にわいせつな行為をしたうえ殺害したとして、殺人や強制わいせつ致傷などの罪に問われた喜納(きな)尚吾被告(39)=別の
強姦(ごうかん)致死事件などで無期懲役判決が確定=の裁判員裁判の判決公判が18日、新潟地裁であり、佐藤英彦裁判長は無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。
起訴状などによると、喜納被告は14年1月15日、新発田市で出勤途中だった女性を車ごと連れ去り、無理やりわいせつな行為をして負傷させたうえ殺害したとされる。
20年3月に起訴され、今年10月17日に始まった公判では「全く身に覚えがない」などと述べ、事件への関与を否定していた。
喜納被告は、事件5カ月前の13年8月から12月にかけて別の女性4人を立て続けに襲い、強姦致死や強姦などの罪で15年12月に新潟地裁で無期懲役判決を受けた。
18年3月に最高裁が上告を棄却し、その後確定した。(宮坂知樹)
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