Vol.609 入浴補助の「便利グッズ」ではありません - 首浮き輪で死亡事故も -
首浮き輪(首掛け式乳幼児用浮き輪)を着けた乳幼児が浴槽に浮かんでいる様子をSNSなどで見たことはありませんか?首浮き輪は乳幼児が水に親しみ運動することなどを目的として販売されている製品で、乳幼児の入浴とは目的が異なりますが、入浴時に子どもを浮かせて保護者の洗髪や他の子どものお世話ができる「便利グッズ」として一部で誤って利用されている例が確認されています。このような入浴方法では、保護者の目が子どもから離れる時間ができてしまいますので、使用しないでください。
水に入っている以上、溺れる危険性があります。口と鼻が水に浸かれば呼吸ができません。また、声や音を出さずに静かに溺れることもあり、すぐに気付けないおそれもあります。水に入れているときは、必ず手の届く範囲で、目を離さず見守ってください。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20221118/