スポーツを通じて、国連の定める持続可能な開発目標=「SDGs」の活動を推進していこうと、元オリンピック選手たちが札幌市の中学校で講演しました。
札幌市の西岡中学校で行われた講演会には、▼競泳男子で3大会連続でメダルを獲得した松田丈志さん、▼ウエイトリフティング女子で5大会連続出場を果たし、2つのメダルを獲得した三宅宏実さん、▼それに2014年のソチオリンピックでフィギュアスケートに出場した高橋成美さんの3人の元オリンピック選手が登壇しました。
3人は、JOC=日本オリンピック委員会がスポーツを通じてSDGsの活動を推進していることを説明し、去年の東京大会でリサイクル金属製のメダルや、使用済みプラスチックで作られた表彰台が使われたことなどを紹介しました。
そして、学習ノートを使ってどのような「SDGs」の活動ができるか、問いかけると、生徒たちは「無駄なく最後まで使い切る」などと答えていました。
札幌市は、2030年冬のオリンピック・パラリンピックの招致を目指しています。
参加した中学3年生の女子生徒は「いろいろ学ぶことができた。札幌でオリンピックが行われたらすごくうれしいので、きょう学んだことを参考にしてこれから生活していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221020/7000051709.html