将棋の羽生善治九段(52)が18日、東京・将棋会館で行われた「第48回将棋の日」表彰・感謝の式典に出席した。
今年6月に前人未到の公式戦通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。
「棋士を本当に長きにわたって続けてきた。改めて表彰状をいただいてその道のりを実感することができた」と胸中を明かした。

しかし羽生九段は「ここ数年はタイトル戦に出る機会すらない状態が続いていましたので、まずは自分自身の棋力を充実させることが何よりも最初にやらなくてはいけないこと」と浮かれた様子はない。
「続けていく中で結果として達成できればうれしいことではあるけど、まだまだそういう段階の所まではきていない。まずは今の状態からもう一段二段、レベルアップが必要なのかなと思います」と冷静に分析した。

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