イランで広がるデモの弾圧方法をロシアが助言している可能性があるとして、懸念を示した。米国はこれまでも、ロシアがイラン製の無人機(ドローン)でウクライナの市民や民間インフラを攻撃していることを示す「豊富な証拠」(国務省報道官)があると指摘しており、両国が距離を縮める動きを警戒している。

 ジャンピエール氏は記者会見で「我々は、ロシアが公のデモを弾圧してきた豊富な経験をもとに、イランに最も効果的な方法を助言しているかもしれないことを懸念している」と述べた。具体的な根拠には触れなかったが、「両国が近づくほど両国は孤立する」とも述べ、「我々からイランへのメッセージは非常に明確だ。自国民を殺すのをやめ、ロシアがウクライナ人を殺すのを助ける武器を送るのをやめなさい」と強調した。

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