人事院は18日、国家公務員の採用促進に向け、給与や昇格の仕組みを一部見直すと発表した。博士課程修了者の初任給引き上げが柱で、本省勤務の場合、ボーナスを含め年8万円程度増やす。民間との人材獲得競争が激化する中、処遇改善によって専門性の高い人材や優秀な若手を呼び込みたい考えだ。人事院規則を改正、来年4月から適用する。

 初任給の引き上げ対象となるのは、博士課程修了者が「専門性を必要とする業務に従事する場合」とする。システム開発や経済分析などが想定され、該当するかどうかは各省庁が判断する。
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