台湾のパンダ死ぬ 中国との友好の証し

台湾の台北市立動物園は19日、中台友好の証しとして中国から贈られた雄のジャイアントパンダが死んだと発表した。
死因は明らかにしていないが、これまでに発作を繰り返していた。
同動物園は声明で「われわれの医療チームは、団団(トアントアン=パンダの名前)の心臓の鼓動が停止したことを確認した」と説明した。
トアントアンは18歳。8月に発作が起きるようになったため検査したところ、脳腫瘍の疑いが分かり、緩和治療が行われていた。
パンダは中台関係が良好だった2008年、雌の円円(ユエンユエン)と共に中国から贈られ、台湾の人々に愛された。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2022111900522