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2022/11/20(日) 11:53:47.33ID:ENWWB5vs0HAPPY●?2BP(2000)地下迷宮備えた九龍城? 大宮の再開発ビル隣で異彩放つ「大一ビル」 さいたま市
4月に複合施設「大宮門街」が開業し、再開発に沸くさいたま市大宮区のJR大宮駅東口。その大宮門街の隣に昭和の雰囲気を色濃く残すビルがある。完成から半世紀が過ぎた「大一ビル」は、地下に〝迷宮〟が広がり、誰が呼んだか「大宮の九龍城」。大宮は魔都だというのか。冒険心に火が付き、潜入を試みた。
大宮駅東口を出て歩くこと2~3分。驚くほど「駅近」に大一ビルはあった。白っぽい外壁で歴史を感じさせる建物の1階はラーメン店や眼鏡店などが並び、2~6階は24時間営業を掲げる漫画喫茶が入る。夜はこうこうと輝く原色使いの看板が心を沸き立たせる。
極め付きは地下1階だ。市所有の「大門地下道」という古い通路で、ビル前にある階段で下りられた。ザッザッザッザッ…。さながらロールプレーイングゲームのダンジョンに潜入するような不思議な感覚。果たして中はやや薄暗く、怪しげな雰囲気を漂わせていた。
通路は100メートルほどか。1階にある眼鏡店の「地下店」から西側に広がるスペースは、シャッターが下りたり、物置きとなっていたり。東側に進むと大宮門街方面に出ることができた。
大一ビルの大宮駅側につながるビルの「すみれ小路」にも足を踏み入れてみた。細い路地にカプセル玩具販売機などが所狭しと並ぶ空間は胸が躍った。
大一ビルは昭和37年に完成。当時はデパートとしてにぎわったが、周辺で「中央デパート」「西武百貨店」などが出店して競争力が低下し、業態転換に踏み切った。地下道も、かつては喫茶店や八百屋などを擁する地下街として多くの人を集めたという。
当初からは姿を変えた大一ビル。それでも大宮駅東口の昔ながらの雑多な「街場」の空気を伝える象徴の一つとして愛されている。
現在、大一ビルを含むエリアも再開発の計画が協議されている。新たなビルを建てて大宮駅と2階デッキでつなぎ、1階にはバス停を設けた「交通広場」を入れる案が浮上。ただ関係者の間では、賛成意見の一方で「それで本当ににぎわいにつながるのか」などと反対の声もあるという。
大宮駅東口はどう変わるのか。大一ビルを眺め、昭和の熱気に思いをはせた。(中村智隆)
■メモ ▽所在地=さいたま市大宮区大門町1の24▽アクセス=JR、東武野田線大宮駅から徒歩約2分▽周辺事情=市は駅通路整備や周辺の再開発などの「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」実現を目指している。
https://www.sankei.com/article/20221120-WLCUICONVJLKRKCW2G2VO7GB4Q/
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