執行役員・CDOの本棚
本人コメント
デザイン関連の本とビジネス書が混じっています。何か調べ物をするときに購入することが多いですが、定期的に処分してしまうので、最近購入した本が主に並んでいます。
アイデアを考えるときや思考を整理したいときに、気ままに手に取ります。他にKindleも活用しており、そちらは寝る前に読む本が並んでいて、抽象化や構造化に関する本を中心に読んでいます。
中でも自分の人生の軸を決めるきっかけになった1冊は、10年ほど前に読んだ「自由をつくる 自在に生きる」(森博嗣著)です。人生の目的は自由を獲得することであり、自由とは「何かをできる自分」になること、そのようにこの本では書かれています。
何か新しいものをつくったり大きなチャレンジに挑むとき、困難と向きあう場面はありますが、自己の成長を遂げることでより社会に届けられる価値も大きくなります。この本を読み返しては、自分は自由を獲得できているのか、変化を恐れていないか、そう問いかけています。
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執行役員・CoPAの本棚
本人コメント
ビデオ会議の背景にもなっている、蔵書の選抜組みたいな内容です。実際にミーティング中に触れ、勧めているものばかりです。
テクノロジーやベンチャーに関しては、本になるころには周回遅れなことも多くあまり読みません。それよりは物事の原理原則であったり、社会の動き方をちゃんと理解する、心地よい話ではなくて、事実をできるだけ問題意識高く受け取れるような読書を心掛けています。
とはいえ並べてみて思うのは、ナッジ(行動科学の観点から、より良い選択をそっと後押しすること)、情報社会と個人、デザイン、将来世代、高齢化社会、金融業界の歴史、包摂といったテーマと、「平成の反省」みたいなテーマが多くて、この辺りの確証バイアスが高いなとも思ったりします。
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取締役執行役員・CTOの本棚
本人コメント
読んでいる本の傾向は、昔は技術的な本ばかりでしたが、徐々に組織やカルチャーに関する本を読むことが増えて、最近はダイバーシティー(多様性)に関する本も読むようになりました。
娯楽で本を読むことはほとんどなく、基本は仕事に関することでなにかしらの目的意識をもって本を読むことが多いです。
なるべく先進している企業のやり方を参考にしたいと考えて本を読みます。そういう本を読んで一番良かったと感じたのは、多くの人からも評価されている「No Rules」(リード ヘイスティングス著)だったと思います。
ルールで人を縛ることなく、高い生産性の組織を作る方法として、大変参考になりましたし、考え方が変わるきっかけになりました。
もう一冊印象深いのは「ウィニングカルチャー」(中竹竜二著)です。企業文化が大事なことは言うまでもないですが、自分たちが勝ち癖のある組織なのか自問自答するきっかけになりました。
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