出入国在留管理庁は18日、東京出入国在留管理局に収容中のイタリア人の50代男性が同日午前、死亡したと発表した。現場の状況から「自殺と思われる」としている。遺書は見つかっていない。

入管庁によると、男性は仮放免許可が取り消され、今年10月25日に収容された。18日午前7時20分ごろ、職員が居室内で倒れているのを発見。テレビの電源コードを裂いた先に巻き付けた硬貨を両こめかみに当て、コンセントにつないだ状態だった。医師は感電が死因と推定されるとの所見を示した。

入管庁によると、2007年以降、入管施設で死亡したのは18人。うち自殺とみられるのは今回を含め6人。

https://jp.reuters.com/article/idJP2022111801001715