日本・サウジとは違った・・・対等に対抗して戦った韓国サッカー

カタールワールドカップで「大異変」を演出したサウジアラビアと日本の共通点は引いたまま始まった試合運営だった。試合開始と同時に守備に集中しつつ、後半に入って勝負を仕掛けたのが共通だった。

実際、サウジはアルゼンチンとの対決でたった1つのシューティングも記録できず、ボールシェアも29%にとどまった。日本もドイツを相手に前半のシュート数はたった1つ、ボールシェアは18%だった。しかし、サウジと日本は共に後半に2ゴールを入れて2-1で逆転勝ちを収めた。ワールドカップの歴史に残るほどの異変を生み出した。

パウロ・ベントゥ(53・ポルトガル)監督も果たして日本やサウジのような戦略を選択するのかが関心事だった。

しかしベント監督の選択は違った。24日カタール・アライヤン・エデュケーション・シティ・スタジアムで開かれたウルグアイ戦ではラインを引くのではなく、試合序盤から強力な前方からの圧迫を前面に出した。守備に重さを置くのではなく引かずに対抗して戦った。激しい攻防戦が続いて、エキサイティングな中原の戦いが続いた。前半は一時、ボールシェアが60%を超えるほどだった。

おかげで試合は試合序盤から終盤までまさに手に汗をかくほど激しかった。容易ではないだろうという世間の予想を覆し、対等にウルグアイと対戦したのだ。FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでウルグアイより14階段低い28位だったが、決して競技力で韓国はウルグアイに引けを取らなかった。引き分けという結果でもファンから拍手を受ける理由だ。

https://n.news.naver.com/sports/qatar2022/article/108/0003107445