カタール代表が開催国史上最速のグループリーグ敗退…

グループリーグ連敗のカタール代表が、ワールドカップ(W杯)の開催国で史上初となる2節消化時点でのグループリーグ敗退という不名誉記録を残した。

カタールは20日に行われたグループA第1節のエクアドル代表戦に0-2の完敗を喫し、開催国で初めて開幕戦に敗れる失態を演じた。

さらに、25日に行われたセネガル代表戦ではFWモハンメド・ムンタリが同国史上初のW杯でのゴールを記録したが、1-3で敗れて痛恨の連敗となった。

この敗戦時点では最終節の勝利によって逆転での決勝トーナメント進出の可能性が残されていたが、初戦を共に勝利していたオランダ代表とエクアドルの一戦がドローに終わり、
両者が勝ち点を「4」としたことで、最終節を残してのグループリーグ敗退が決定した。

なお、W杯の92年の歴史において開催国でグループリーグ敗退となったのは、2010年大会の南アフリカが唯一のケース。
それでも、同国はメキシコとの初戦をドローで終えていたため、最終節までは可能性を残していた上、最終節ではフランスを相手に勝利を収めていた。

今回の最速敗退によって各種人権問題に加え、スポーツ面でも失態を演じたカタールは、29日に行われるオランダ戦で意地のW杯初勝利を目指す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5a1c627c6b7db0d3646f723a02a3e8a3d74ac3c