静岡県と中国・浙江省 友好提携40周年で連携強化へ
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静岡県と中国・浙江省との友好提携40周年の記念式典が22日、静岡市内で開かれ川勝知事と浙江省のトップが連携強化の共同宣言に調印しました。 式典は、静岡市清水区のホテルと浙江省の会場をオンラインで結ぶ形で開催され、県からは川勝知事など関係者およそ70人、浙江省からは王浩省長らおよそ80人が出席しました。 まず、川勝知事が「友好提携以来、経済・文化・観光など幅広い分野で交流を広げ厚い信頼関係を築いてきた。交流は、将来、より大きな友情の花を咲かせ実を結ぶと確信している」と挨拶しました。 そして、川勝知事と王省長が友好関係の強化のための共同宣言に調印しました。 宣言では、貿易ルートの拡大や企業進出のサポートなど経済面でのつながりの強化や医療人材の育成、学校間や若い世代での交流などについて連携を強化することが盛り込まれています。 このほか、新型コロナの影響で、おととしから欠航中のお互いの空港を結ぶ国際線の早期再開に向けた協定が締結されたことも発表されました。 また、記念品の交換も行われ、静岡からは県内在住で中国出身の画家が竹や魚を描いた水墨画に、建築家の隈研吾さんが友好を祝う書をしたためた作品が贈られました。