https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221127/7000052854.html
日本サウナ学会 帯広市で開催
全国的なブームが続くサウナについて研究する「日本サウナ学会」の総会が26日、帯広市で開かれ、サウナによる健康効果のほか地域振興について報告が行われました。
「日本サウナ学会」はサウナの医学的効能などを明らかにし、サウナによる健康増進と適切なサウナ利用の普及を目指す学会です。26日はサウナが盛んな帯広市で総会が開かれ、会場では色とりどりのサウナハットをかぶったサウナ愛好家たちの姿が見られました。総会では4人の医師がサウナで期待される健康効果について話し、心筋梗塞や認知症のリスクが減るとした海外の研究結果があることを紹介していました。
また、サウナを活用した地域振興に取り組んでいる鳥取県の平井知事も参加し、鳥取県では施設整備に補助をしたり、「サウナツーリズム」促進のためイベントを開催したりしていることを紹介しました。
「日本サウナ学会」の加藤容崇 代表理事は「サウナには病気の予防効果もあるとされているので、医学的に正しい使い方を啓発して、健康に役立てていきたい。地方創生とも相性がよいので、社会への浸透を進める活動も平行してやってきたい」と話していました。