今年7月、愛媛県大洲市内の郵便局に押し入り現金105万円を奪ったとして強盗などの罪などに問われている男の裁判で、検察側は懲役8年を求刑しました。

強盗などの罪に問われているのは、住所不定の無職・古田義幸被告です。

起訴状によりますと古田被告は今年7月、大洲市の菅田郵便局に押し入り、局員に拳銃のようなものを見せて「安倍総理みたいに撃つぞ」などと脅し、現金105万円を奪ったものです。

25日の裁判で検察側は、脅迫の文言について「国民に多大な衝撃を与えた銃撃事件を連想させるもので、模倣犯の出現が懸念される」と指摘。

「計画的な犯行で酌量の余地は皆無」として懲役8年を求刑しました。

一方の弁護側は、病気による失業と借金の返済が重なり、精神的に追い込まれた上での犯行で、計画性は無かったと主張し寛大な処分を求めました。

判決は、12月13日に言い渡されます。

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