「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」ひんここの舞 岐阜・美濃市、３年ぶり披露 | 岐阜新聞Web
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/164635
https://www.gifu-np.co.jp/mwimgs/f/e/1456m/img_feca8f8d51508c9a4cb4caf1d4171fa4719670.jpg
大矢田ひんここ祭保存会（渡邉兼雄会長）による「ひんここの舞」の披露が２７日、岐阜県美濃市大矢田の大矢田神社の祭場で行われた。過去２年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、３年ぶり。
ひんここの舞は、大矢田神社の例大祭で通称「ひんここ祭」（国選択無形民俗文化財）の奉納神事の一つ。保存会は、例大祭とは別に紅葉の時季に合わせて観光客向けに披露している。
大型の棒人形を手にした保存会のメンバー２５人が、山の中腹の舞台で「禰宜（ねぎ）殿の舞」や、大蛇が農民を食べてしまう「大蛇の舞」などを披露。舞とともに「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」と独特のかけ声を響かせた。初めて見たという女性（５４）＝岐阜市＝は「写真では見たことがあったが、直接見ると予想以上に立派で面白い人形。楽しかった」と話していた。
