12月の食品の値上げは約150品目と、今年最少となる見込みだ。ただ、年明けには2000品目を超える値上げが予定されており、来年2月にも再び値上げラッシュが押し寄せる見通し。物価高による家計への影響は収まりそうにない。
帝国データバンクが食品主要105社を対象にした調査では、12月に値上げされるのは145品目(10月31日時点)。今年最多の6700品目となった10月の2%ほどにとどまった。繁忙期で売り上げが伸びる年末年始に値上げすると、小売り事業者の負担が大きいため、メーカー側が値上げのタイミングを配慮したとみられる。
帝国データバンクの担当者は「為替相場や原材料高などの情勢は引き続き不安定で、今秋の値上げに匹敵する波がこの先に来る可能性がある」と話している。
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