室蘭市の一部の地区で、水道水に国の基準を上回る有害物質のベンゼンが混入していたことを受け、住民などを対象に行われた健康調査の結果、一部の対象者の尿からベンゼンが体に入った可能性を示す値が確認されました。

この問題は、室蘭市高砂町1丁目の一部の地区で、水道水から国の基準を上回る有害物質のベンゼンが検出されたもので、室蘭市役所では28日、健康への影響を話し合う委員会が開かれ、大学の研究者など3人が出席しました。
委員会では、ことし9月から10月にかけて地区の住民など33人が受けた市の健康調査の結果が報告され、この中で、4人からベンゼンについて高い値が検出されたことが明らかにされました。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221128/7000052894.html