2015年、長野県佐久市で男子中学生(当時15)が車にはねられ死亡した交通事故をめぐる「3度目の裁判」で、池田忠正被告(49)に懲役6か月の判決。

【写真を見る】【速報】「3度目の異例裁判」で被告に懲役6か月の判決、中3男子が車にはねられ死亡「ひき逃げ」めぐる裁判 長野

道路交通法の救護義務違反「ひき逃げ」の罪に問われたのは、御代田町の会社員・池田忠正被告・49歳です。

池田被告は2015年3月、佐久市の横断歩道上で当時、中学3年の和田樹生さんを車ではねた際、救護よりも前に飲酒を隠すためにコンビニで口臭防止剤を買っていたとされています。

この事故をめぐる裁判は今回が3度目。

1度目は池田被告が「わき見運転」の罪で執行猶予付きの判決を受け、2度目は「スピード違反」の罪などで起訴されましたが裁判所が訴えを棄却しました。

今回の裁判で検察は池田被告は樹生さんを「直ちに」救護せず、通報もしていないなどとして懲役1年を求刑。

弁護側はすぐに車を止めて樹生さんを探したなどと無罪を主張していました。
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