【米株】ブラード総裁、FFピーク最低4.9%想定。景気抑制まで追加利上げ必要。2023年に金融政策がより通常の状態に戻る準備がそれで整う [718158981]
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ブラード総裁、FFピーク最低4.9%想定-景気抑制まで追加利上げ必要
Steve Matthews
2022年11月30日 8:30 JST
2023年に金融政策がより通常の状態に戻る準備がそれで整うと示唆
「そこからは今後得られるデータ次第で上げ下げの調整が可能に」
米セントルイス連銀のブラード総裁は、景気抑制的水準に達するまで政策金利をさらに引き上げる必要性をあらためて訴え、2023年に金融政策がより通常の状態に戻る準備がそれで整うとの見解を明らかにした。
ブラード総裁は29日にセントルイス連銀のウェブサイトに掲載された寄稿で、「政策金利は十分に景気抑制的と考えられる水準にまだ達していない」とした上で、予測に基づけば、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を少なくとも4.9%まで引き上げる必要がありそうだと指摘した。
同総裁は「政策金利はインフレに対する有意な押し下げ圧力に十分と連邦公開市場委員会(FOMC)が判断する水準に最終的に達するだろう。政策金利をまずゼロ近くからインフレ環境にとって適切と考えられる水準まで持ってこざるを得なかったが、そこからは今後得られるデータ次第でFOMCは上げ下げの調整が可能になる」と説明した。
ブラード氏は28日、インフレ抑制のためより積極的な利上げを来年行う必要性が生じる可能性を金融市場は過小評価していると主張していた。
原題:Bullard Repeats Call for Fed Hikes, Looks for Return to Normal(抜粋) |/|
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