宮内庁職員ら十数人がコロナ感染  新嘗祭に従事

宮内庁は30日、23日に皇居内で行われた宮中祭(さい)祀(し)「新嘗(にいなめ)祭(さい)」に関わった職員ら計十数人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。天皇陛下をはじめ、皇室の方々との接触はないという。

新嘗祭は陛下が皇居・宮中三殿に付随する神嘉殿(しんかでん)で、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、国家国民の幸せを祈られる重要祭祀。11月23日夕方から24日未明にかけて行われた。

宮内庁によると、24日以降、発熱などの症状を訴える職員が相次いでいた。感染経路は不明。感染拡大防止などの観点から、陛下が原則として毎月1日に臨まれる定例の祭祀「旬祭」について、12月1日は陛下ではなく、側近の侍従が代拝するとしている。
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