最高出力4kW(5.4PS)以下であれば125ccクラスでも原付扱いに!?
結果的に③案が選択された模様で、議連と経産省、国交省、総務省、警察庁間の調整がこれから始まる段階と思われる。今回の提言はAJと日本自動車工業会の連名で、メーカーの立場からも現実的な解決策となっており、最高出力4kW(5.4PS)以下という数値が案として提示されたのも注目だろう。

③案は、ダックス125といった趣味モデルに4kW(5.4PS)以下の出力制御をかけることではなく、アジアなどで販売されている低コストの125ccクラスを“原付化”すること。価格や5.4PS以下のエンジン出力(タクトは4.5PS)で、現行50ccモデルと同等の商品性とするのが狙いだ。

提言は、電動車も含めて最高出力4kW(5.4PS)以下という新たな区分を設けることにより、原動機の種類にとらわれず、「安い、簡単、便利」という原付ならではの商品性を将来に渡って持続的に提供しようとするものだ。2023年中を目標とする法令等が定まれば、新しい原動機付自転車の開発がスタートするだろう。

原付免許で125ccクラスにも乗れるの!? 議連主導で関係省庁が調整を開始 - Webike Plus
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