公開予定のライオン、獣舎から出ず…工事の音に警戒か

リニューアル工事中の盛岡市動物公園「 ZOOMO 」で29日、新たに仲間入りしたオスのライオン「レグルス」(4歳)が報道陣に公開される予定だったが、獣舎から出てくることはなかった。
環境への適応にまだ時間を要するという。

10月20日に群馬サファリパークから到着した「レグルス」は、体長約1メートル70、体重約166キロで、立派なたてがみが特徴。

25日から展示場に出る練習を続けていたが、途中で電気柵に触れてしまうアクシデントもあり、工事の音にも警戒心を強めているという。この日は、えさの鶏肉を置いても姿を見せなかった。

ズーモは将来的にメスのライオン「プリンセス」(9歳)と2頭での展示を考えているという。
飼育担当の竹花秀樹さん(50)は「改装オープン時には元気な姿を見せてくれると思う。じっくりと環境に慣らしていきたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221130-OYT1T50079/

10月からズーモにやってきたオスのライオン「レグルス」(ズーモ提供)
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