香港の不動産ファンド、ガウ・キャピタル・パートナーズは1日、日本国内で稼働する首都圏の物流施設7物件を取得したと正式に発表した。同社が日本で物流施設を取得するのは初めて。
発表資料によると、物件の場所は千葉市、茨城県常総市、埼玉県蓮田市、神奈川県相模原市、同県厚木市、栃木県足利市で大半が都心から車で一時間圏内にある。
ガウのマネージング・ディレクター、イザベラ・ロー氏は「日本の物流施設は機関投資家向けのアセットクラスとして成熟を続けており、国内外の投資家から注目を集めている」とコメントしている。
ブルームバーグは10月、米投資ファンドのブラックストーン・グループが、物流7施設をガウに売却する方針を固めたと報道。関係者らによると、価格は約800億円だった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-01/RM72YWT0G1KW01?srnd=cojp-v2