1年前、三重県で近鉄の特急電車の扉が開いたまま走行した事故で、扉の溶接が不十分だったことが明らかになりました。

 2021年11月、三重県の伊勢朝日駅近くで、近鉄名古屋駅発=大阪難波駅行きの特急「アーバンライナー」が、最後尾の車両1か所の扉がおよそ1センチ開いたまま走行しました。

 ケガ人はいませんでしたが、国の運輸安全委員会が「重大インシデント」として調べていました。

 運輸安全委員会は12月1日、調査報告書を公表し、事故の原因について「内側に2つ折りで開く『折り戸』扉の回転軸の溶接が不十分だったため」と結論付けました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d604f04eb55b92afe06727f2ba86b0d0107d1b