和歌山商業高校野球部監督が体罰 バットで頭たたく 生徒けが
12月02日 12時07分

和歌山市の県立和歌山商業高校の野球部の監督が部員の生徒の頭をバットでたたきけがをさせていたことがわかりました。
被害届を受けた警察が傷害の疑いで捜査しています。

和歌山市の和歌山商業高校によりますと、ことし10月、野球部の練習中に60代の男性の監督が「ノックの球出しが遅い」などと1年生の男子生徒の頭を木製バットでたたいたということです。

生徒は、ヘルメットをかぶっていましたが、頭を打撲する軽傷で、その後、退部したということです。

生徒から被害届を受けた警察が傷害の疑いで捜査しています。
学校が、調査したところ、ほかの部員に対しても頭をバットでたたくなどの体罰が4件確認されたということで、現在、監督は指導を自粛しているということです。

和歌山商業高校は、春夏合わせて7回、甲子園に出場した強豪校です。

和歌山商業高校の中村憲司 校長は、「体罰はあってはならず、生徒には大変申し訳なく思っています。厳正に対処していきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20221202/2000068767.html