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桜井製作所、23年3月期は一転2億4000万円の最終赤字に

桜井製作所は8日、2023年3月期の連結最終損益が2億4000万円の赤字(前期は1億8500万円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想の9000万円の最終黒字から下方修正した。工作機械事業で半導体不足などから納期がずれ込んで売り上げが立たず、固定費をカバーできない。自動車部品事業でも完成車の減産やエネルギー価格の高騰などから収益が想定を下回る。年間配当予想は従来の15円から5円減らし10円とする。

同日発表した22年4〜9月期連結決算は最終損益が1億6000万円の赤字(前年同期は1億4100万円の黒字)、売上高は前年同期比20%減の21億5000万円だった。