幕末に奇兵隊が訓練を行っていたという歴史がある同地域。寺などの建造物や地形が当時と変わらない状態で残っていることから、ゲーム形式で体験しながら地域の歴史を学ぶ「フィールドワーク企画」として実施する。

 同協会徳地支部長の池田大乗さんは「弾を使わない模型銃を用意したほか、オリジナルのルールを定め、子どもからお年寄りまでが楽しめるようアレンジした。
昨年度から地域の人や関係者などを交えて実験し、ルールなどを整えることで一般向けの開催にこぎ着けた」と話す。

 当日は、徳地史談会代表の山田文雄さんによる解説講座「徳地奇兵隊のおはなし」で地域の歴史を学んだ後、「幕末維新の歴史体験ツアー」でガイドとともに同地域内の史跡を巡りながら参加者も寸劇を体験。

「徳治勘場跡」など地域内の会場(参加人数により決定)で、幕府軍と奇兵隊に分かれ「サバゲー」を行う。ゲーム後は地域の飲食店や土産店を紹介し、食事を楽しみながら体験を振り返る(希望者のみ)。

 参加費は、大人=2,500円、小学生~高校生=1,500円。オリジナルTシャツ付きで、次回開催時に持参すると参加費が500円引になる。

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