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コロナが広げた貧富の差 百貨店とスーパーの「天国と地獄」

新型コロナウイルス対策の行動制限が今年3月に解除されて半年以上がたち、消費の現場に大きな変化が生じている。百貨店では富裕層を中心に我慢していた高額商品の買い物を再開する動きが広まる一方、飲食品などの生活必需品を売るスーパーマーケットでは物価上昇の影響で買い控えが表面化しつつある。「二極化」ともいえる現象の背景を探ると、コロナ禍に翻弄されながら所得格差が拡大してきた実態が浮き彫りになる。