16歳のマレーバク死ぬ 名古屋・東山動植物園

東山動植物園(名古屋市)は3日、絶滅危惧種に指定されているマレーバクの雄「ヒサ」が死んだと発表した。死因は心不全で、16歳だった。人間でいうと、50歳前後とみられる。

同園によると、2日夕まで元気だったが、3日午前に寝室で死んでいるのを飼育員が見つけた。繁殖目的で、11月下旬に雌の「コモレ」を群馬サファリパーク(群馬県富岡市)から受け入れたばかりだったという。

ヒサは同園で平成18年2月に誕生。おっとりとした性格で、「キュン」と甲高く鳴く声や、飼育員がブラッシングすると気持ちよさそうに横になる姿が人気だった。


https://www.sankei.com/article/20221203-WTCZZVJM4JLFBAJX5Y5SE5TJ24/