NY、精神疾患疑いは強制入院 ホームレス対策に波紋

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク市のアダムズ市長が路上や地下鉄の駅で生活するホームレスの支援策として、
精神疾患が疑われる場合には警察官や医療従事者が介入して強制的に入院させると発表し、波紋が広がっている。
治安対策の側面が強いとみられ、人権団体からは「ホームレスを視界の外に追いやろうとしている」と批判が上がった。

 「患者が暴力的でなければ介入できないとの誤った考えが根強い」。
アダムズ氏は11月29日の演説で、精神疾患が疑われ、最低限の生活ができていなければ、
他人に危害を加える恐れがなくても州法が強制入院を認めていると説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd457c359b6fb96f6a5f89a7e5f984167320b17