サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は決勝トーナメント(T)に突入。熱戦が続いているが、現地カタールのスタジアムグルメについてドイツメディアが食レポ。ホットドッグについて、ソーセージの本場から厳しい意見が送られている。

 ドイツのスポーツ専門局「Sport1」は「W杯のホットドッグ、ファンに衝撃を与える」との見出しで記事と映像を公開。同局のレポーター、フェリックス・フィッシャー氏が決勝T1回戦のアルゼンチン―オーストラリア戦のスタジアムで売られていたホットドッグを自ら試食した模様を伝えている。

 動画内でフィッシャー氏は、購入したホットドッグについて「7ユーロ(約1000円)くらい。結構なお値段だね。これまで見ていた写真のようなひどいものではないな」とレポート。しかし、一口かじった後に顔をしかめ「これは不味い。もったないけど捨てるよ……それ以外どうしようもない」と、残りは食べずにゴミ箱に捨ててしまった。

 記事では「美味しくなそうなホットドッグがネットで大反響を呼んでいる。カタールのスタジアムグルメがまた嘲笑コメントを集めている」「パサついたパンの間に奇妙な肉。これがSNSで驚きを呼び、笑いの種になった。投稿者の中にはタバコと比べたり、犬の朝の散歩の落とし物に見立てるものもあった」とSNS上でも不評であることを伝えている。

 原因については「カタールは厳格なイスラム教の国であり、豚肉は禁じられていることを忘れてはならない。それが、見慣れない外見のホットドッグの原因かもしれない」と推測していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb184d082e9eff9fd411e01e8c6dbb81f4eaa740