12月2日（金）、お笑いコンビ・中川家がパーソナリティを務めるラジオ番組、ニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』に、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしが急遽ゲスト出演。同日、死去したことが事務所HPで発表された渡辺徹さんを偲んだ。
中川家、サンドウィッチマンの2組は、渡辺さんがプロデュースを手がけるお笑いライブ「徹座」に出演するなど、生前親交が深く、渡辺さんはいつもこの2組のことを気にかけていたという。番組冒頭、礼二が「渡辺徹さんがお亡くなりになったということで……」と切り出すと、伊達は「ショックすぎて、（中略）誰かに会いたくて、急にお邪魔しました」と語った。
今年は「徹座」の開催はなかったものの、頻繁に渡辺さんと連絡を取り合っていたという伊達。サンドウィッチマンの地元・仙台で渡辺さんが舞台を行った際も、贈り物をするなど、つい最近も交流があったことを明かした。
礼二は「近々お会いできへんかったのがね、会っておけば、というのが悔しいね、こういう時にね」と突然の別れを悔やんだ。そして渡辺さんの人柄について「親父であり、兄貴であり、時には友達のように喋ってもらったりね」と語った。
剛も「ほぼ芸人に片足を突っ込んでた人」と、冗談を交えつつその明るい人柄を評した。
伊達は「『徹座』を立ち上げてくださって、ナイツ、友近さん、TKOさんとか……打ち上げで現金ばらまくっていう、本当に昭和の打ち上げが（笑）」と渡辺さんとの楽しい思い出を振り返り、感謝を述べた。
剛が「みんな文句言いながらやってましたもんね、『徹座』も」と切り出すと、「4時間半とか5時間、やってましたもんね」「徹さんが楽しそうに」「郁恵さんが走りまわるっていう」「もうないんでしょうね、『徹座』も」「なんかやりたいですけどね、追悼で」と、口々に思い出を語りつつ、今後への想いをのぞかせた。
また、伊達は、渡辺さんがサンドウィッチマンの単独ライブに来た際のエピソードを披露。伊達はライブで渡辺徹さんの曲『約束』を歌ったのだが、渡辺さんが客席にいることを知っていた伊達は、客席から渡辺さんを連れ出し、2人で歌を歌ったという。続けて中川家も、自身の単独ライブの後、渡辺さんから「打ち上げやってこいよ」とお金をもらったことを明かした。
富澤は「こういうときって、円楽師匠のときもそうですけど、メールとかしたら帰ってくるんじゃないかと思っちゃって、してみようかなって思うんですけど、返ってきたら怖いなと思ってできないんですけどね」と、ユーモアを交えつつ、突然の別れに実感がわかないと語った。
そしてサンドウィッチマンの2人で、渡辺さんに焼肉をごちそうになったエピソードも披露され、その際渡辺さんが「高いやつ、行く？」「やっぱりおいしいね高い肉は」「この間高い肉食わしたよな」と語っていたと、その飾らない人柄を明かし、富澤は「もっと高い肉食いたかったっすよ……」と言い、別れを偲んだ。
その後も、番組冒頭12分にわたって、渡辺徹さんとの思い出トークが続いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f16a0db78d06662444f18184574c3d6e246d1398
