ツイッターの通貨は怒りでイーロン・マスクは採掘人」米記者が痛烈批判。疑問視される「ツイッター・ファイル」のリークの効果 [718158981]
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「ツイッターの通貨は怒りでイーロン・マスクは採掘人」米記者が痛烈批判の理由
ツイッター・ファイルの暴露に効果はない？
テスラ、スペースXの経営者イーロン・マスクが、ツイッターを買収して1ヵ月が過ぎた。マスクは「言論の自由をツイッター上で保障する」と大義を掲げて、いまも急進的な改革を続けている。米紙「ワシントン・ポスト」は、彼が極右のインフルエンサーやQアノンに関連する人々をはじめ、過去に凍結されたアカウントに恩赦を与えていると報じた。
マスクは12月3日、ツイッター上のフォロワー約1億2000万人に向けて、「ツイッター・ファイル」と題された暴露文書をリツイート。ワシントン・ポストによれば、マスクがツイッター元従業員たちの過去の電子メールを入手し、ジャーナリストのマット・タイービにリークしたものとされる。
2020年の米大統領選時、ジョー・バイデン大統領の息子であるハンター・バイデンの汚職疑惑に関して報道が飛び交った。このとき、ツイッター元社員が民主党員の「要請」に応じ、米紙「ニューヨーク・ポスト」による関連報道をツイッター上で拡散されないようにした──これがツイッター・ファイルの伝える内容だ。
マスクは、自身が携わる前のツイッターが言論統制を進めていたことの論拠として同文書をリークしたわけだが、前出のワシントン・ポストは、このリークの効果を疑問視する。
まず、今回のツイッター・ファイルでは、ツイッターが民主党の意向に屈したという決定的な証拠がない。加えて、マスクはツイッターの元社員数名の個人用メールアドレスを公開している。ネット上で暴徒化したユーザーは、元社員たちを脅迫し、写真をネット上で流出させるまでに至った。
ツイッターのでトラスト・アンド・セーフティ・チーフを務めたヨエル・ロスは「コンテンツ・モデレーションに関わる従業員について公にすることは彼らを危険にさらすことであり、根本的に容認できない」と投稿している。
マスクは「言論の自由」ではなく「怒り」を求めている
マスクは演出家であり、人々の怒りを呼び起こすことで注目を集めていると批判するのは米メディア「クォーツ」の記者、スコット・ノーバーだ。ツイッター・ファイルについても、内部の衝突を示すものであって不正の証拠ではないと論じている。
ノーバーは、言論の自由に関する「憲法修正第一条」を侵害できるのは米国政府だけだと強調し、ツイッターは単に（いずれも政府ではない）バイデン陣営と民主党全国委員会から、要請を受けただけに過ぎないとして、こう続ける。 「言論の自由は、ユーザーがウェブサイトに投稿したコンテンツをどのように規制するのか、その編集上の決定にも適用されます。ツイッターは、その権利を行使したのです」
マスクは、「誰もがアカウントを持つべきであり、投稿が妨げられることは言論の自由に対する冒涜だ」と考えるユーザーたちに迎合している。人々はツイッター上で怒りを露わにするために、あるいは、怒っている人たちを見物するためにやってくるという、鋭く狡猾な知識を利用しているのだと、ノーバーは指摘する。
「ツイッターのようなソーシャルメディアは、常に人々の怒りで利益を得てきました。しかし、通常それはメディアの所有者が引き起こした怒りではありません。
ツイッターの収益問題と格闘するマスクは、彼が熟知することを実行しています──自分が投稿し、怒りを掘り起こし、怒りを皆にぶつける。そう、クソのような茶番です」 怒りが蔓延しそれを金に替えてるのはイーロンマスクが買う前からずっとそうだろTwitter 工作できなくなって必死だなw
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