米議会委員会、中国の不公正貿易慣行巡り調査勧告 関税優遇停止も
https://mainichi.jp/articles/20221116/k00/00m/030/077000c
米議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会(USCC)」は15日、2022年次報告書を公表し、
中国の不公正な貿易慣行が通商政策に関する1999年の米中合意を順守しているか調査するよう勧告した。
違反を確認した場合には中国に認めている低関税などの最恵国待遇を停止するよう求めた。
USCCは、こうした不公正な貿易慣行が、中国の世界貿易機関(WTO)加入を巡り中国の市場開放などを決めた米中の2国間合意に違反していないか調査し、90日以内に報告書を作成するよう勧告。
違反があれば、00年に米政府が中国に認めた最恵国待遇を即時停止する法案を検討するよう求めた。
WTO、米国の鉄鋼・アルミニウム追加関税に是正勧告…米通商代表部は「拒否」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b8090fbfbb7772d41ce2a2461be27638625946
世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は9日、米国が海外から輸入する鉄鋼・アルミニウムに課している追加関税について、WTO協定違反だとして米国に是正を勧告した。
安全保障上の観点で戦時中などに認められる例外措置に当たらないと判断した。