過酷な環境で生きる猫を増やさない「TNR」の活動とは?
https://www.topics.or.jp/articles/-/810181
飼い主のいない野良猫は繁殖を続ける一方で、過酷な環境に暮らし、多くが事故や病気の犠牲になっている。
ふん尿や繁殖期の鳴き声、無責任な餌やりが住民のトラブルとなるケースもある。
これらを改善する有効な手段として行われているのが「TNR」だ。
TNRとは、飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し、
不妊・去勢手術(Neuter)をしてから、耳先をV字にカットして元いた場所に戻す(Return)活動のこと。
猫は繁殖力が高く、平均して一度に5、6匹を出産する。
悲惨な運命をたどる猫を増やさないため繁殖を防止し、殺処分によらず自然と数が減っていくようにする。