https://www.yomiuri.co.jp/national/20221207-OYT1T50070/

男は起訴事実を認め、被告人質問で事件の動機を淡々と語った。
男のものとみられるツイッターのアカウントでは「韓国に道徳などあると思うな」などと発信。
保守的な考えを持つ評論家らを多数フォロー(登録)し、外国人を批判する投稿やユーチューブの動画を閲覧し、拡散しようとしていた。

男はそうした投稿や動画を見るうちに「行動しないのが悪」「なぜ行動に移さないのか」と不満を抱くようになったとし、
暴力に訴えることへの抵抗感は「なかった」と語った。しかし、在日コリアンと話したことはなく、あくまでSNSの情報だけだった。

検察側は論告で「憎悪心に基づく動機は反社会的で、社会に強い不安感を抱かせた」として懲役3年を求刑。

弁護側は「偏った情報を取っていたと反省している」として執行猶予付きの判決を求めた。