週刊女性PRIME

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物価高の影響で内容量やサイズが縮小される商品が増えている?

価格は変わらず量が減る「ステルス値上げ」

「食料品や日用品など、生活に必要なあらゆる商品・サービスがどんどん値上げされていく一方、収入が上がっているわけではありません。特に、スーパーやコンビニなど、使用頻度の高い場所で“値上げ”を実感する人が多いのではないでしょうか」(全国紙記者)

 いつも買っていた商品が急に50円高くなった、なんてことはもはや珍しくない。しかし、どうやらパッと見ではわからない“ステルス値上げ”も存在しているようで……。

「値段は据え置きのまま、内容量やサイズが縮小される実質的な値上げのことですね。同じ値段でも、満足感が以前ほど得られなくなるため、“ステルス値上げ”は消費者をよりがっかりさせてしまう傾向にあります」(同・全国紙記者)

 値上げへの悲鳴が取り沙汰されるようになった2年前ごろ、とあるコンビニの商品の“ステルス値上げ”に対してSNS上で非難が相次いだ。

「商品の見た目は以前と変わらないように見えたのですが、実際に買ってみると内容量が減っていた、という悪質な改変が施されていたんです。消費者を騙すような印象を与えたため、槍玉に上げられていました」(同・全国紙記者)

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