この戦いの結果、フィリピン全土が戦場となり、約100万人以上にもなるフィリピン人の死者を出した。
日中戦争から太平洋戦争までの15年間の戦争における日本人の死者数は約310万人であり、当時の日本の人口は約7,200万人であるから、日本人の約4 %が死亡したことになるが、
フィリピンの当時の人口は約1,600万人であり、そのうち約100万人以上が死亡し、その比率は約7 %となり、人口比では日本の2倍近くになる。
また、マニラなどの主要都市は壊滅し、廃墟と化した。
また終戦後も各地で残留日本兵が戦闘を継続した。