サッカー協会、歴代会長

第4代会長 野津 謙 在任期間:1955 ~ 1976年 21年
第一高等学校、東京帝国大学でプレー。東大在学中の1921年、第5回極東選手権大会(上海)に出場。 理事、理事長を経て、1955年会長就任。1974年、協会の財団法人化を実現。
また、日本サッカーの技術の向上にも力を注ぎ、1960年には、日本代表コーチとしてD.クラマー氏を招聘。代表の強化、選手育成、指導者養成の礎を築く。 AFC副会長、FIFA理事(日本人で2人目)を歴任。


第5代会長 平井 富三郎 在任期間:1976 ~ 1987年 11年

選手経験無し。日本銀行政策委員会委員他、各種経済団体の役員を歴任。新日鐵社長在任中、当時のJFA副会長であり、東大時代の友人である篠島秀雄氏からの強い要請を受け、会長に就任。
財政面での改革を進め、慢性的な赤字体質からの脱却を図り、現在の財政的基盤をつくった。強化と普及にも傾注。
1978年には、日本代表の強化を図るため、ジャパンカップ(キリンカップ)をスタートさせる。
また、1981年には、中断されていたインターコンチネンタルカップを、トヨタカップとして日本で開催することを実現。


第10代会長 川淵 三郎 在任期間:2002~2008年 6年

大阪府立三国丘高校でサッカーを始め、早稲田大学、古河電工サッカー部でプレー。早大在学中の1958年、国際親善試合の香港戦で日本代表デビュー。
1988年にJSL総務主事、JFA理事に就任し、日本サッカーのプロ化を牽引。1991年にJリーグ初代チェアマンに就任し、「日本サッカーの強化」と「地域スポーツの振興」に力を注ぐ。
1994年にJFA副会長。2002FIFAワールドカップの日本招致と開催成功に尽力。